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10.ドライブまとめ [::東海岸ドライブ&ベガス]

東海岸周遊ドライブ まとめ (総走行距離:2,105マイル≒3,368Km)

レンタカー:HERTZ 4WDミッドサイズ(エクスプローラー相当)を予約(実際に出て来たのは4WDフルサイズのFORD エクスペディション)
 
※#1ゴールドの場合、何故か8割がたアップグレードされる
期間:
4/25~5/2の7日間(ウイークリーレート適用)
レンタル料:576ドル(LDW+LIS+TAX含む)
走行距離:
2,105マイル(3,368Km) 1日平均300マイル
ガス代:130.267ガロン(493リッター)≒237.7ドル 平均1.82ドル/ガロン
燃費:6.8Km/リットル 8割以上が高速走行でこれでは・・・駆動を2WDに固定すればまた違ったカモ

過去、この時期に季節ハズレの降雪で悲惨な想いを何度かした為に4WDを予約したが、今回は結果的に必要がなかった。
むしろアップグレードされた巨大な車体故に東海岸のタイトな街では苦労した。
エクスペディション(日本未販売)自体は非常に良い車だと思った。日記では4.6リッターと書いたが、レンタル車は5.4リッターの中級仕様。
その為、加速感も滑らかで(トルク値は判らないが)、走行安定性も制動性能も4WDならではのカチッとした感じだ。

願わくばガス高騰時期だった事もあり燃費が・・・マスタング4.6リッターに乗る私でさえ驚いた。
装備で面白かったのが、CDプレーヤーが6連装チェンジャーながらカセット式ではなく、フロントロードから6枚飲み込む方式な事。
返却時にあやうく全部をイジェクトするのを忘れそうになった。
トランクルームは他のSUV・ミニバンと同じで狭い。最後部席を倒してラゲッジスペースを確保した。ガラスがスモークなので外からはまったく見えない。

東海岸のフリーウエイ及び大橋は有料が多い。主要都市間を結ぶフリーウエイはほとんどが有料道路。しかも料金所が頻繁にあり、特にNYC~AtlanticCity間は計4箇所くらいで料金を支払った。僅か100マイル程度なのに。
また、日本のETCに似たシステムを採用しているが、これが州によって違う方式(NY州はEzPAY等)で、呼び名もゲートの色分けも異なるので注意が必要だった。
違うと言えば、西海岸や中西部ではインターステートの最高速度が70~75マイルが多いのに対して、東海岸ではほとんどが65マイル。想いの他時間を要した。

初めてのマンハッタンドライブは思ったよりも走り易かった。マンハッタンの都市計画は狭いあの地域で道路の占める割合が異常に大きい。つまり道路だらけで且つ道路幅も広く碁盤上だ。Uターンや路上停車もミッドタウンを除けば出来るので落ち着いて運転すれば大丈夫。ただ、タクシーは荒っぽいし、駐車場が馬鹿高いのでやはり観光に使うべきではない。
同じくBostonも旅行者が車で観光してはいけないと思った。むしろマンハッタンより走り難い。駐車場も同じく馬鹿高い。あの街だけはもう車で行きたくない。通り過ぎるだけでも嫌だ。私のドライブポイント・ワースト1にしたい。

東海岸(主にニューイングランド地方)を廻った感想は、思ったほどの感動を得られるドライブではなかった。
国立公園などを廻らなかった事もあるが(但し東海岸には特筆すべき国立公園が無い)、西部のように地平線の果てまで続くフリーウエイや荒野にポツンとある朽ち果てたような町など、「ヲヲッ!」と驚く光景が無かった。
時折見える湖や大橋を渡った時に眼下に広がるベイフロントなどが単調なドライブで唯一の楽しみだった。
似たような感想は公民権運動の史跡名勝が多い南部周遊の時にもあったが、あの時は紅葉シーズンだったのでまだ印象は良い。
いずれにしても、4月末は東海岸のオンシーズンでは無い事と都市が観光名所である事を加味すれば、ドライブの感想としてはさもあらんという事か。

おまけ・・・
  Jackpot

この後に行ったラスベガスで出したジャックポット!!2500ドル也。


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09.Providence → New York City [::東海岸ドライブ&ベガス]

9日目 5月1日(土) Providence → NYC (走行距離:316マイル)

いよいよ東海岸最後のドライブ。今日はあちこち行くので忙しくなりそうだ。
宿を9時に出発して、I-93を南下。海岸線から内陸側へ入り、1時間弱でコネチカット州にあるカジノホテル-FOXWOODに到着。
山間部に忽然と姿をあらわした巨大な建物は、綺麗な造りではあっても何か異様だ。  Foxwood

セルフパーキングに車を停めて、ホテル内へ入るとそこは売店などが並ぶ通路。カジノは3つ程度のエリアに大別されていて、それぞれ出入り口には年齢チェックの為に係りが常駐していた。
つまりカジノは他の施設と独立していてベガスのように何処へ行くにもカジノを通るというわけではない。それでも世界一巨大なカジノと言われるだけあって、迷わずに歩くのはさすがに難しい。
(ベガスのメガホテルと比べれば簡単だが)
最初のカジノエリアにはマシン系のみがズラーッと並んでいた。ここだけでもベガスの中規模カジノくらいはある。マシンには興味が無いのでテーブルゲームのあるエリアに行くとこちらもかなり広い。
ライブポーカーエリアがまるで教室のレイアウトのように並んでいて面白いのでつい見とれてしまう。階下には禁煙フロアもあった。
スロットマシンに興じているカミサンを見失ったので、構わずBJテーブル(DAS H17)へ行き、ミニマム25のサードベースに座る。
煙草を吸う私はどうしても端の席を好む。
200ドルをグリーンチップに変えて約1時間、負けパターンの嫌な波と連続BJなどの好調な波とが行ったり来たりする。
5連敗して4連勝などと何か妙な感じ。ベット額を変えれば波に乗れるかもしれなかったが、アトランティックシティ、ナイアガラと負けてる身には怖くて出来ない。ひたすらフラットベットで行く。
左隣の華僑のオッサンは好調だった。ダブルハンドでプレーしてテーブルには既に7~800ドルほど積んである。それを後ろで見ていたやはり華僑の別のオッサンがゲームに参加しようとした。しかし席は空いていてもダブルハンドのオッサンが居るのでベット枠は空いていない。ベガスだったらディーラーが一言声を掛けるが、ここのディーラーは我関せずと云った顔。するとそのオッサンはプレーではなく尻馬だった。
知り合いかと思ったらまったくの他人。ダブルハンドオッサンもそれほど嫌な顔をせずに100ドルずつ張り、尻馬のオッサンはそれに50ドルずつ載せる。これがまた好調であっと云う間に尻馬のオッサンも数百ドル稼いだ。
ひとしきりゲームも進み、私の調子が上がって来たところで華僑のオッサンのほうの調子が落ちた。ランチに行くと言ってチップを変えようとするオッサン。ディーラーがチップを数え始めると「これも変えてくれ」とズボンのポケットから緑チップを数十枚出してきた。
それをディーラーが数え直し出すと「これもだ」と言って更にポケットから同じくらいの量の緑チップが。
一同「わお!」と驚くと、ディーラーがもう無いか?と確認する。するとまたまたポケットから緑チップが大量に出てきた。私「おまえはドラエモンか?」。一同意味が判らず「・・・・・」アタリマエか(笑)
その後あろうことかこのオッサン、上着のポケットからもジャラジャラと出て来てトータル4200ドル。約1200くらいがこの台なので、緑チップ100枚以上をポケットに入れていたことになる。
華僑のオッサンが去ると、その光景をみていたらしい客が次々にその席に座って、彼はいくら勝ったんだ?と聞くので、説明がめんどくさい私は素直に4200と答えた。皆、ようし俺も!と意気込んでその席でやるが玉砕。
尻馬のオッサンはちゃっかりその後も自分で張ってそこそこ勝っていた。よーし私もここからだ~!と言う時にカミサンがやって来てもう時間だと催促を受けた。200ほど浮いたのを確認して退散。
約2時間だったが、勝てたし面白い光景も見れて満足。巨大カジノFOXWOODを跡にした。

再度I-93に乗り南下する事1時間。Bridgeportという町に到着。リチャードマイヤー設計のBridgeport Centerをちょこっとだけ見て行こうと思った。土曜日なのでダウンタウンは閑散としている。運河沿いに行くと更にうら寂しい。ほどなく建物を見つけたが館内はクローズされていた。周囲を歩きながら見学して僅か数十分の滞在でBridgeportを離れた。
いよいよNYCに再度入る。問題は今日の宿だ。明日発つラガーディア空港近くが望ましいが、当然週末ということもあり高いはずだ。滞在中にオンライン予約でディスカウントレートの予約でもしておけば良かったと後悔。
結局Queens地区を1時間ほど走り廻った挙句、空港近くのAir Wayホテルでチェックイン。建物は古く小さいのに150ドルもした。駐車場が無料なのが唯一の救いだ。
荷を解いてからカミサンの希望でウッドベリーコモンアウトレットへ。ホテルを5時に出発して、右手にヤンキースタジアム、左手にハドソンリバー越の摩天楼を見ながらをブロンクスを抜ける。ウッドベリーコモンに到着したのは7時ちょい前くらい。渋滞が無ければ1時間半もかからないんじゃないだろうか。
カミサンは予め見る店をメモしておいたらしく、閉店までの2時間で目的は果たしたようだ。私はというと日も暮れて寒いなかコーヒーを飲みながらその辺に座り混んでボケーッと過ごした。(とにかく買い物は嫌い)
帰りにフリーウエイのサービスエリアで食事をしてホテルに戻った。これで9日間の東海岸の旅は終わった。
明日はいよいよラスベガス入り。やっぱりこっちのほうがワクワクする。


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08.Boston → Providence [::東海岸ドライブ&ベガス]

8日目 4月30日(金) Boston → Providence (走行距離:290マイル)

今日はケープコッド(Cape Cod)とプロビデンス(Providence)に行く予定だ。おんぼろモーテルを8時に出発した。
Boston近郊の通勤ラッシュによる渋滞のフリーウエイもMT3 SOUTHになると快調に進み出した。景色も森林地帯となり時折小さな湖も見えるシーニックルートだ。Cape Cod Canalと言う巨大な運河を渡るとそこからがボストン住民のリゾート地Cape Codになる。この町の名を取ったポテトチップをこの旅でよく見かけた。(東海岸限定かと思いきやこの後に行ったラスベガスにもあった。とりあえず一袋買ったが味は覚えていない)

道もUS6に変わり、まずはCape Cod最大の町ハイアニスに行く。インフォメーションで資料を入手して町の中心である港に着いたのは10時。ここから各種クルーズが出ているのだが、まだ時間が早いのかひと気が全然無い。ここまでそれなりの交通量があったのに皆は何処へ行ったのか?

では、先へ進んでしまおう。一気に岬先端の町プロビンスタウンを目指す。US6は途中片側1車線となり鍵の手の型の半島に沿って北上する。その右手には白い砂丘の国定公園が広がる。オレゴンデューンズに森林が合体したような何とも奇妙な砂丘だ。
国定公園内に入り、砂丘(森林)を縫うように進むと、白い砂浜のビーチが一面に広がってきた。駐車場に車を停めてビーチへ降りてみる。やや大粒だが透明感のある砂だ。歩くとズブズブと沈む感じが妙な感触だった。海水も透明度が高く綺麗だ。昨日のメイン州の海岸は日本海のような感じだったが、ここは同じ大西洋ながらマイアミビーチやナッソーを彷彿させた。
目的地のプロビンスタウンには12時近くに到着した。パーキングメーターに車を停めて町を歩いてみる。町といっても小さな港に海岸線と平行に走る細い商店街のような通りが唯一の繁華街。本当に小さな町だ。
パンプレットにある町の紹介写真には、まるで夏の旧軽井沢並の人出が写っていたので、今は閉まっている店もシーズン到来を待ってオープンするのだろう。今はちょっとうら寂しい感じだ。
腹も減ったので昼飯にしよう。食事どころもそれほど選択肢があるわけでは無い。開いてるのか閉まっているのか判らない店が多いなかでけっこう盛況なレストランを見つけ入ってみる。
昨日のクラムチャウダーの美味しさに味をしめてここでも頼んでみたが、残念ながら昨日の店とは比べるべくもない。ここのはカジノのバフェにあるのと大差無かった。
食事も済み、小さな町を散策した後、再度ハイアニスへ行きたかったが時間が無くなった。13時過ぎにプロビンスタウンを出発してProvidenceへ向った。
 Providence

Providence(プロヴィデンス)はカミサンの好きなドラマ「Providence」の舞台だ。そしてブラウン大学やロードアイランドデザイン学校(RIDS)がある事でも有名で、このRIDSが行った町の開発計画を見るのが私の目的でもあった。
しかし、建築雑誌に載っていた計画案は実際には実行されておらず肩透かしを喰らう。しかたなくダウンタウンを散策後、恒例の宿探しといこう。いつもの如くクーポンブックで近くのめぼしい宿を探すと、隣町にスイートで$69のコンフォートインを見つける。さっそく車を走らせクーポン記載の案内通りに行ったところ、これがなかなか見つからず30分くらい周辺を走り回ってしまった。
宿のほうは想像通りの良い宿で、昨日の糞ボロ99ドルに比べたら立地条件を差し引いても天国と地獄の差だ。
ひさしぶりにインターネットを繋いでゆっくりフロに入って寝られた。


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07.Boston→Freeport [::東海岸ドライブ&ベガス]

7日目 4月29日(木) Boston → Freeport → Boston (走行距離:284マイル)

昨晩もぐっすり眠った。朝6時半に起床。カーテンを開けるとバッチリ晴れの模様。
8時にチェックアウトをして、まずは宿の前の道をまっすぐ行けば簡単に着くはずのハーバードブリッジへ。
ところがどっこい、Bostonの街には直線と呼べる道路は無い。道なりに進んでいるといつのまにか通りが変わって明後日の方向に走っている事になる。
目印となる超高層ビルのジョンハンコックセンターがどちらにあるかを常に気にする必要があった。
案の定、簡単に行けるはずのハーバードブリッジもかなり迷って到着。Beacon St.のパーキングメーターに車を停めて、チャールズ河に架かるハーバードブリッジを歩いてみた。気分だけはハーバード大かMITの学生だ。
ここからはBostonの街並がよく見えた。対岸のケンブリjッジまで往復して約20分の散歩。

次はウォーターフロントのクインシーマーケットへ食事を兼ねて行ってみよう。しかし、前述の通りすんなりとは行かせてもらえない。またもや何度も間違いながらやっと海岸近くの立体駐車場に車を置けた。駐車場代が高そうだったが他を探すのがめんどくさい。まったく疲れる街だ。マンハッタンのほうがよっぽど楽だと思った。
埠頭周辺を軽く散策して10時になったのでクインシーマーケットへ。まだ食事が出来る店は準備中が多かったので、出店などを冷やかしてメニューが揃うのを待つ。10時半頃遅い朝食を採り11時半には駐車場へ戻った。駐車場の清算機に駐車券を入れると驚くべき数字が!なんと1時間半で21ドルもした。他の駐車場もどうもそれくらいのようで、これがこの街の相場らしい。
この街は車で踏み入れてはいけない街なのだ。もう絶対に車では来ないと誓って、メイン州へ向けて出発した。

I-93 → I-95と乗り継いで、この旅5つ目の州ーニューハンプシャーのポーツマスで一般道のUS1に降りた。なるべく海岸沿いを走りたかったからだ。
リアス海岸沿いのこの一帯は夏のリゾート地らしく、UA1沿いにはモーテルやロブスターなどのシーフードをウリにする店が多く点在していた。ただ、シーズンでないこの時期はオープンしているのかどうか判らない。なんせ、活気が無いのだ。
また、海岸線は更に一本向こうらしく海が見えてこない。途中ローカルのわき道を海岸側に入ってみると、US1からは木立で見えなかった湿原のような干潟が辺り一面広がっていた。その遥か向こうに海岸線が見えた。東海岸で見る大西洋は、西海岸の太平洋とは随分雰囲気が異なる。海の色も太平洋に比べて蒼い気がした。
再度US1に戻り北上する。“よこうそメイン州”の標識を越えで6つ目の州に突入だ。
ニューハンプシャーに比べていくぶん沿道の店々も多くなって来た。カーウォッシュがあったので連日の雨で汚くなった車体を洗っておくとしよう。2ドルでソープだけの洗車をした。
その後、帰りに夕食で寄ろうと思い、美味しそうな店の目星を付けて再びフリーウエイに乗り目的地Freeportへ向う。
そろそろかな~と降りた出口はもうアウトレットの町だった。Freeportという町は地図でさえ載っているかどうかの小さな町で、その町自体がアウトレットセンターのようになっていた。LLビーンを筆頭にCOACHやバーバリーなどアウトレットセンターでお馴染みの店が軒を連ねている。駐車場は十分にあるので適当に停めカミサンの買い物に付き合う。店の店員は皆明るく親切で、必ずと云っていいほど“メイン州はどう?”と感想を聞いてきた。それだけ自州に誇りを持っているのだろうか?それとも極東からの旅行者にメインランドの東のはずれまで来た理由を聞きたかったのだろうか。
帰りはフリーウエイでPortlandまで行き、そこから一般道のUS1を走った。行きに目星を付けた店に着いた時は6時。やはりクラムチャウダーを食わねばメイン州を離れるわけにはいかない。
カミサンはフィッシュ&チップス、私はToday's Specialのステーキを食した。クラムチャウダーは米国ではめずらしくドロッとしていない。かなりの絶品でペロッと平らげてしまった。 激ウマ!

再出発したのは7時を過ぎていた。さあ、Bostonに帰ろう。
Boston中心部には9時頃到着。クーポンブックでBostonの南に良さそうな宿があったので行って見ると、時間が時間だった事もあって正規料金の部屋しか無いと言われ断念。更に南下したクインシー地区のプレジデンツ・シティ・インも同じくNGだったが99ドルの部屋ならあると言われ、さすがに10時以降にもう部屋探しをする気にもなれず泊まる事にした。
しかし、部屋の狭さとボロさと云ったら最悪のモーテルだった。同じくらいボロイのは他にいくらでも経験があるがどこも40ドルに満たないモーテルだ。
やはり宿探しは日が暮れる前にしておかなければならない。判ってはいたのだが・・・・


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06.Niagara Falls → Boston [::東海岸ドライブ&ベガス]

6日目 4月28日(水) Niagara Falls → Boston (走行距離:465マイル)

今朝も超早起きだ。時計を見ると5時半。外はまだ暗い。
シャワーを浴びてこの日記を書いたりしているとカーテン越しに朝日が射しこんで来た。これは良い天気になりそうだ。
朝食と散歩の為に外へ出ると日陰は寒いが日向はポカポカする。河沿いに降りて、カナダ滝の水しぶきにしばし当りながら散策。
昨日のアメリカ側と逆で午前中のカナダ側での写真は逆光になる。行動を逆にすればよかったと後悔した。
ホテルの傍にあったデニーズで朝食を採り、10時にチェックアウトをしてナイアガラを出発した。
昨日通ったレインボーブリッジを渡ると、カナダ出国はノーチェックだったが、橋を渡ったところに米国の入国審査ゲートがあった。
パスポートと航空券を一緒に係官に渡すと「何処へ行く?果物やドラッグは持っていないか?」などの質問をされた。
適当に返事をしていると、荷物のチェックをするのでキーを渡せと係官が言う。後部ハッチを開け、カミサンのスーツケースの鍵もはずせとかなり念入りにバック内をチェックする。更に「シャープな物は無いか?」と聞いてきた。意味がわからず????な顔をしているとナイフ、アイスピックだと言う。持って無いと言ってもしつこいようにバック内を探す。そもそもハイジャック防止なら判るが車にその類を持っていたって別に構わないだろうと思うがこの係官は何故か必死だ。
やっと荷物チェックが終わったと思ったら、またもや何処へ行く?何日滞在する?カナダに再入国するか?次は何処へ行く?日本にはいつ帰る?とまあこれでもかと聞いてくる。最後はこの車は誰のだ?とまで聞かれた。気がつけば我々のレーンだけが大渋滞となっていた。
やっと開放され昨日も通ったI-90を東へ向けて走る。今日の目的地BostonまではこのI-90をひた走る。机上では400マイルになる計算だ。しかもこの道は有料道路。東名高速のようにゲートでチケットを受け取り出口で距離に相当する料金を支払う方式。一体いくらかかるだろう?
そしてガソリンも心配だ。V8ー4.6リッターのこの馬鹿デカイ車はしこたまガスを食う。途中のサービスエリアでガス残量3/4で給油すると満タンにするのに約40ドルかかった。燃費悪い~。
昨日と違い天気は最高だ。同じI-90を走ってるとは思えない。昨日はわからなかった景色も今日はしっかり堪能しながらドライブした。
出発して約4時間、NY州最後の町アルバニーを過ぎると一旦料金所がある。インターステートとはいえ、有料道路は州毎に別料金になるのが東海岸のスタンダードのようだ。
未だBostonまでの距離を示す表示が出てこないが、たぶんこの辺りで半分くらいだろうか。果たして何時ごろ到着できるか。マサチューセッツ州に入りアクセルをやや強めた。
Boston市街が近づくにつれ交通量が増えてきた。米国を走っていて面白いのは、郊外の空いている道路では皆制限速度近くで走るが、混雑してくると何故か速い流れにのって平気で20マイル/時くらいオーバーして走る。これがかなり怖い。
クーポンブックでスーパー8モーテルが55ドルと市街地ながら手頃だったので決める。宿に着いたのは7時ちょっと前だった。
さすがに疲れた。全然知らない地域なので食事に出るのは止めよう。宿の隣のコンビニで食料を買って部屋で済ませた。
明日はメイン州まで往復する予定。今日と同じく好天でありますように。


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05.Bethlehem → Niagara Falls [::東海岸ドライブ&ベガス]

5日目 4月27日(火) Bethlehem → Niagara Falls (走行距離:400マイル)

5時過ぎに目が覚めた。早寝のおかげで気分爽快。しかし天気予報では午後から雨!!気分悪くなる。
早めにホテルの朝食サービスを採り、8時前に出発した。
さあ今日はかなりの距離を走るぞ~。まず昨日降りたフリーウエイに乗り北上する。I-380では景色の良い処で寄り道などをしたが、Niagaraへの一本道I-90に移った辺りから雨が降り出した。雨は時折激しく降り視界ゼロになるほど。雪道走行以上にかな~り緊張する。米国は何事に於いてもスケールがデカイ。
Niagaraの米国側に着いた3時頃には雨も上がり時折陽も射すくらいに回復した。
20年ぶりのナイアガラだ。アメリカ側は当時とさほど変わっていない。(と云っても人工的に当時より水量を減らしたとか)
さっそく展望台のあるプロスペクトポイントに車を停めて外に出ると、さっぶ~、サムイ、寒いのだ。東京の真冬より寒いんじゃないの?と思えるくらい。
Niagara Fallsといえば一般にはカナダ側がメインの観光ポイントだが、米国側からの景観もなかなかのものだった。特に河に迫り出した飛び込み台のような展望台からの瀑布の景色は最高だ。(夕方なので逆光になってしまうので、写真を撮るなら午前中が良い)
  アメリカ滝

また、残念ながら遊覧船の霧の乙女号はオープンしていなかった。去年は4月26日に始まったというので期待していたのだが・・・
さて、いよいよカナダ入国だ。レインボーブリッジにさしかかった処でゲートがあった。ここが入国審査?それとも米国の出国審査?と思ったら、ただの橋の料金所だった。料金2.5ドルを払い橋を渡る。橋からの景観も絶景だ。

橋を渡りきったところで本当の入国審査ゲートがあった。カナダらしく仏語と英語のゲートがある。我々は英語のゲートへ。
愛想の無い係官にパスポートを渡すと何日滞在する?とだけ聞かれて直ぐに入国できた。
今日の宿は日本からオンライン予約をしてあるルネッサンスというホテル。安かったので期待はしていなかったが部屋はとても綺麗だった。 ホテル ルネッサンス

町は夏のシーズンに向けてあちらこちらで整備工事が行われていて滝のすぐ近くのホテルなのになかなかたどり着けなかった。
チェックイン後、荷物を置いてさっそくカナダ側からの滝見物に出る。右手にアメリカ滝を眺めながら河沿いを歩いて行くと、前方にカジノ・ナイアガラを発見!こりゃあ行かねばなるまい!?
カジノは4層構造になっていて、1階の入り口でいきなりIDチェックがある。カジノホテルと違って、未成年は中を覗く事すら出来ないのだ。

まずはエレベーターで最上階へ。成田で両替しておいたカナダドルを片手にフロアを徘徊すると、けっこうの広さとゲームの数がある。
マシン系はやや古いゲームが多いとカミサンの弁。テーブルゲームはバカラルームをはじめメジャーなゲームはほとんどあった。
アトランティックシティの借りをカナダで返してもらおうとBJ台を物色。ほとんどがMin$25だがどこも満席状態。やっと空いた台はMin$10だったもののシャッフルマシン台だった。
構わずサードベースに座り100加ドルをレッドチップに変える。いきなり13からTを引いてバストで始まった。ま、焦らない焦らない。
しかし次は16でT、その次も16でTとバスト連発。いやいやこのくらいは普通に起こる。まだまだ。
少し持ち直したところに、ディーラーのUPカードが6の時に8+8が来た。この時のベット額は$20。で、スプリット。1組目は18。次の手は3が来たのですかさずダブルダウン。結果9が来てこっちは20。やっと流れが来たかな~とニンマリするとディーラーは3枚引いてトータル21まで持って行った。愕然!結局このままズルズルと行ってしまい玉砕。
カミサンを探して今度はスロットをやるものの夫婦揃ってショボーンとカジノを跡にした。
その後ナイアガラの目抜き通りであるVictoria Ave.沿いのレストランで食事をして宿へ戻った。

ナイアガラの町はまだシーズンオフなので活気が無い。観光客が少ないのだ。なのに日本人観光客だけは多い。GWだからか?と思ったが年寄り(中年以上)ばかりなのも不思議だった。特にシェラトン周辺は日本と変わりないくらいの日本語が飛び交っていた。
また、20年前に来た時と町はかなり変わっていた。昔は小さな遊園地などがあり情緒もあったのだが、今はおばけ屋敷系のB級アトラクションばかりが目立った。
もうひとつ、新しいカジノホテルが建設中で、こちらはラスベガスばりの規模と豪華さのようだ。建物はほとんど完成しているようで外構工事の真っ最中であった。見た感じでは6月頃にオープンするのだろうか?

 B級アトラクション達

  こんなビルとか。。。

  これは米国側。このセンスってどう?


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04.Atlantic City → Belthlem [::東海岸ドライブ&ベガス]

4日目 4月26日(月) Atlantic City → Philadelphia →Lancaster → Bethlehem (走行距離:220マイル)

8時に起きて身支度を整え、天気も良さそうなのでボードウォークへ出てみる。やっぱり寒いのでとっととホテルに戻りバフェで朝食を採った。ここのバフェは大したもんじゃなかったがそれでも税込みだと12ドルくらいした。最近のカジノホテルは物価が高い。
11時にホテルを出発。昨日も通ったフリーウエイをPhiladelphia目指して走る。
朝は良かった天気が段々と怪しくなって来た。Philadelphiaに着いた時には本降りとなっていた。
とりあえず歴史保存地区へ行きパーキングメーターに停めてはみたが、この雨じゃ歩いては何処へも行けない。しばらくブラブラしたが霧に霞むPhiladelphiaを出発することにした。
次に目指すはアーミッシュのコミュニティであるLancasterだ。フリーウエイを使えば1時間だが、時間が余ったので一般道で行く。
大雨の影響もあって約3時間かかった。Lancasterに着いてもいっこうに止む気配が無い。こんなに雨に降られたのはさすがに初めてだ。

US30沿いを進むとアーミッシュ家具、メノナイト家具とかの看板が目立って来た。いったい彼らはどの辺に居るのだろう。
彼らにとって日常の生活を興味本位で覗くのは気がひけるが好奇心には逆らえない。目を凝らしながら走っていると雨で霞む前方に黒い影が見える。馬車だ。黒い馬に小さな黒い小屋が付いた馬車だ。
US30は幹線道路なので交通量が多いのだが、その車道を遠慮するでもなしに馬車が走っている。すれ違い様に見た馬車は本当に小さくて人がひとりやっと乗れるくらいの大きさだ。前方にのみガラス窓が付いていて、後ろには視認用の赤い反射板が付いていた。
US30をわき道に外れてしばらく走ると、この雨にも関わらず何台ものアーミッシュの馬車に遭遇した。
自然原理主義である彼らは電気や自動車を使わない。基本的に自給自足だが家具や瓶詰め食品などを売って現金収入を僅かばかり獲ているそうだ。洋服も大人は黒っぽいものだけで、子供も同年代の米国の子供とははっきり違いが判る格好だった。

今日はLancaster周辺に宿泊して家具屋などを覗いて見るつもりだったが、Philadelphiaと同じで歩き回れる状況の雨じゃない。
明日のNiagaraに少しでも近づいておこうとフリーウエイに乗り先へ進んだ。
Bethlehemという町で宿が固まっている出口を見つけたので降りてみる。廉価版のホリデーインExp.だと思った宿は本家ホリデーインだったので、隣のハンプトンインへ。どちらもモーテルではなくホテル形式の立派なたたずまいだ。郊外のフリーウエイ沿いに出来る新しい宿は昔ながらのモーテル形式はもはや作られないのでどうしても高くつく。
受付で値段を聞くと89ドル!AAAの割引を受けて80ドルにしてもらいチェックインをした。
部屋で荷を解くもののこの雨のなか知らない町に食事に出る気がしない。非常食用のカップ麺を食べて、久々に超早寝を決め込んだ。


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03.NYC → Atlantic City [::東海岸ドライブ&ベガス]

3日目 4月25日(日) NYC → Atlantic City (走行距離:130マイル)

死んだように寝るとはこのことか。7時前にパチッと目が覚めた。体は大丈夫そうだ、疲れも取れていた。
今日からしばしNYCとはお別れだ。荷造りをしてフロントへ降り、ベルデスクで荷物を預かってもらってからチェックアウトを済ませる。
まず早朝のセントラルパークを散歩しよう。外に出るとけっこう寒い。これは摂氏一ケタだ。
セントラルパークも20年ぶりだ。当時は治安も悪く公園の奥には行ってはいけないとガイドが口を酸っぱくしながら言ってたものだが、今のNYCはすこぶる治安が良い。
その証拠にジョギングする人で溢れるほどだと思ったら、何の事はない園内でマラソン大会が開催される日だった。
約1時間かけて散歩して、かなり奥まで歩いただろうと公園入り口の地図を見ると約1/5程度までしか行っていなかった。何という広さか!
次はタイムズスクエアチャーチへ。気軽にゴスペルが聞けると言うので行ってみた。チャーチサービスは10時からとの事だが、30分前で既に大勢の人達が集まって居る。
さて、何の知識も無しに来てみたものの勝手がわからない。係りに初めて訪れた旨を告げるとあー行ってこー行ってと行き先を告げられる。言われたとおりに進むとそこは映像スクリーンが何台も置いてある大きなホールだった。既に椅子は半分近くが埋まっていた。
どうやらビジターはここで参列するようだ。さすがにミッドタウンの教会では聖堂内に収容できるわけがないか・・・
で、ゴスペルはというと・・・・う~む、感想は割愛します。それより聖職者の説教が長くて席を真ん中に取ってしまったので出るに出られず、結局2時間神妙に聞いていた。無信教の身にこれはつらい。ただの好奇心で行くべきものではないな・・・
12時になりレンタカー予約をしてある時間になった。6番街55St.にあるHERTZへ行く。
受付へ行くと#1ゴールドのカウンターが無く、手続きする人のけっこうな行列が出来ていた。はて?と目を凝らすと#1ゴールドはエレベーターで地下へ行けという表示を発見。地下には別の受付があり、そこで#1カードを提示すると免許証を見せろと言う。今回は国際免許を取っていない。代わりにHERTZ発行の翻訳書を事前に取っていたのでそれを見せると係員はビックリした後に怪訝な表情でしげしげとその翻訳書を見ていた。結果問題無かったのだが、これでダメと言われた日には洒落にならない。
予約した車は4WDのミッドサイズ(エクスプローラー)。車はどこ?と聞くと係りはおもむろにキーに付いているリモコンのホーンボタンを押した。するとけたたましい音が鳴り響いた。何のことは無い目の前に停まっていた車がそれなのだ。
しかしチョット待て、これは4WDのフルサイズクラスであるエクスペディションじゃないか!!超デカイ。
ま、デカイ分にはいいかと乗り込み、計器類をチェックして出発だ。荷物を取りにホテルへ戻る。
マンハッタンデビューがこの車というのも何とも面白いが、しかしデカイ!!ほんとデカイ。車高も高いので見通しはいいんだけど・・・
ホテルで荷物を受け取り本当に出発したのは1時を過ぎていた。予定より1時間押している。少し急ごうと思いきや、マンハッタンはいつもの如く慢性の渋滞。リンカーントンネルを出るのに更に1時間近くかかってしまった。
ニュージャージー州に入っても混んでいた。そして小刻みにある料金所とジャンクション。このデカイ車体に慣れるどころじゃない。
フィラデルフィアExpwy.に乗ってやっと巡航走行可能になった。しかし東海岸の有料道路の料金所の多さは半端ではない。料金は35セントから2ドルまでと様々あった。
当初2時間程度と見込んでいたAtlantic Cityまでは結局3時間かかった。午後4時に目当てのBallysホテルに到着。ここはベガスのカジノホストに予約を頼んでおいたところだ。
   Ballys Hotel

バレーパーキングで車を預けチェックイン。部屋は34階のまあまあの景色の部屋だった。ちなみにここの駐車場は無料ではなく4ドル取られる。
さっそく荷を解いて外へ繰り出す。勿論Atlantic Cityと云えば大西洋岸にかかるボードウォークを歩かなきゃ来た事にならない。が、寒い。一応上着を着て出たがマジに寒いっす。
寒いからかウィークデイだからか自慢のボードウォークもあまり人通りが多くない。隣のシーザースとトランプだけを覗いて帰って来た。
さぁカジノだ!カミサンはSLINGOを見つけて嬉々として駆け寄りだした。では私も最初はスロットからと20ドルをスルリと飲み込ます。
隣で全然出ない~とギャーギャーわめくカミサンを尻目に私は100ドルほどクレジットが溜まる。そこでキャッシュアウトしてブラックジャックへ移動。ぐる~とテーブルエリアを廻ると、BJは25ドル台ばかり。8か9デックのS17 DASだ。
そうそう、ここは既にカードの統一化がされていてベガスのプレーヤーズカードがそのまま通用する。
まず200ドルを緑チップに代えて勝負開始~。ほぼイーブンのペースで30分が過ぎる。今日は調子いいかもと思った矢先、サードベースの緑チップのトーテムポールを3本くらい立てているおやじが3のスプリットをした。次のカードはまたもや3で再スプリット。結果は負けたのだが次にまた3のスプリットが来て更に3が来て再スプリット。さっきとまったく同じだ。
この時のディーラーのアップカードはT。おやじの3つ目の手が16になった時におやじは少し考えてステイした。
結果はディーラーのバスト。結果的におやじの判断が良かったと他のプレーヤーは絶賛していたのだが、私はなんか嫌な予感がした。
そう、この後怒涛の6連敗で吹っ飛んだのだ。バンクロールの少ない身に連敗は痛い。
すごすごと部屋に戻りちょいとふて寝を決め込む。と、起きたら深夜1時。とりあえずコーヒーショップで深夜メニューを食べて再度カジノへ繰り出すもあっさりやられてまたまたすごすごと部屋に戻った。
再度ふて寝。初アトランティックシティの結果は-$460という結末となった。

 極めて普通な部屋


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02.New York City [::東海岸ドライブ&ベガス]

2日目 4月24日(土) NYC

とにかく観光。オノボリさんのように上を見てばかりで首が痛い。
疲れた。もう疲れ果てて何も書けない。万歩計があったら軽く4万歩はいったに違いない。間違いないっ!
ということで写真だけUP。


    ブルックリン橋からのマンハッタン。左がウォール街、右奥がミッドタウン

   グランドゼロ

   SOHO

SOHO キャストアイアン建築


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01.成田 → NYC [::東海岸ドライブ&ベガス]

1日目 2004年4月23日(金) NRT → NYC

「奥様のUGは未だウエイティングです。ゲートカウンターで再度交渉してください。」チェックインカウンターのおねーさんは優しく微笑みながら事務的にそう言った。
ダメそうだね~と半ば諦めつつ、搭乗時間近くにゲートで聞くとやっぱりダメ。でもエコノミープラスなら最後まで隣をブロックしてくれるので、むしろ満席のCクラスよりいいかもよとカミサンをなだめ、私だけ先に乗り込んだ。しばらくするとカミサンも乗り込んで来た。ギリギリでCクラスが取れたとの事。

成田→JFK、12時間は長かった。しかも成田で遅れて搭乗した客が居た為に到着が予定より20分遅れた。
そのJFKのターミナル7の入国審査はけっこう混雑していた。気になる指紋採取はまだやっていなかったが、めずらしく審査官にあれやこれやと聞かれた。
荷物を受け取りやっと空港の外に出た時は5時半くらい。空は曇ってはいたが雨が降りそうな感じではない。大丈夫そうだ一安心だった。
タクシーに乗り込み一路マンハッタンへ。あいかわらずマンハッタンは渋滞で、約50分かかって予約してあるホテルへ到着した。ホテルはつい4日前になんとか見つけたホテル。
何故?と疑問もあろうが話が長くなるので割愛。場所はセントラルパークの南の角地、コロンバスサークルの直ぐ傍だ。Mayflower On The Parkという名のホテルの第一印象は小さい!古い!(2006年現在閉鎖)
これまた小さなレセプションでチェックインをして、ベルマンに案内された部屋はやっぱり古い。スイートなので広さだけはタップリあるがバストイレは普通の大きさ、何故かウォークインクローゼットが3つもあった。
  リビングルーム

さっそく荷を解いて、ブロードウエイの劇場街へ繰り出した。今夜はミュージカル「AIDA」をディスカウントチケット($65)ながら既に購入してある。ホテルからタイムズスクエアまでは初NYのカミサンにいろいろ説明しながら歩いて約20分ほどだった。
さて、「AIDA」だが、まずオンラインのディスカウントだった為に席を選んで買ったわけじゃなかったものの、2階席の真ん中は観劇としてはギリギリ許容範囲の席だ。
ショーは8時開演。ブロードウエイは全館8時開演なのだ。
途中休憩を入れて約2.5時間のショーだったが、何度も睡魔に襲われ船を漕ぐ始末。やはり到着早々の観劇は厳しい。キャストの歌は皆素晴らしいもののややストーリー性が高いショーなので語学力不足の身にはつらかった。
終わってカミサンに感想を聞くと、Mamma Miaの方が面白いとの事。そのMamma Miaは明日見る予定だ。
   タイムズスクエア

劇場の外に出ると恐れていた雨だ!!やっぱり雨男なのか。。。。とほほ。
小雨だったし買い物もあるので地下鉄じゃなくてまた徒歩で帰路に着く。24時間営業のスーパーで飲み物を購入して部屋に着いたのは11時過ぎだ。
TVの天気予報では明日はなんとか天候も回復するらしい。機内でブロイラー状態だったので、飯は食わずに就寝だ。毎度ながら初日は長く疲れる。


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