SSブログ
::The Wave ブログトップ
前の10件 | -

The Waveには行けなかった。。。11 [::The Wave]

11月25日(水)以降 Las Vegas

遅まきながら今回の旅とラスベガスの備忘録。

Las VegasのホテルはBallys。ジュニアスイートなる部屋をカミサンの名前で当初5泊予約していた。
The Waveの抽選を諦めたので、予備日の予約をPage滞在中にオンラインで試みると、同じ部屋があったので今度は私の名前で1泊予約。
つまりジュニアスイートなる部屋で6泊する。
で、その部屋は、何のことはない、ただのデカい部屋だった。そう、ただデカい。70㎡くらいありそう。でもそれだけ。

ballys.jpg 

 今年のブラックフライデーセールは、サンクスギビングデー当日から既に始まっていた。
ファッションショーモールでは、木曜の昼間に何軒か既にセールを始めていたが、まだ多くは閉まっていた。
また街中も多くのレストランが閉まっていて、カジノホテルを出ちゃうと外食には苦労する。

アウトレットノースのほうは、ほぼ全開で木曜からセール中。このまま金曜の深夜までぶっ通しで営業する店が多い。
金曜昼間に再度行ったら、駐車場渋滞がフリーウエイまで発生していたので、アウトレットサウスに予定変更。
こっちも駐車場確保が大変だが、平駐車なのでまだ良いほうだ。
金曜の夜に再度ノースに行くと今度は割合空いていた。
アフターサンクスギビングデーのセールは毎年営業時間が変わるので、こんなの書いても役に立たないな。。。

カジノの戦績は、前半負け込んだものの中盤以降盛り返してなんとかバンクロールの30%勝ちくらいでいけそうなんて思ったのが運のツキ。大抵そういう事思うとどんでん返しが待っている。
最終日(出発前日)がドツボで朝から負けまくりで、+30%があっという間に-30%に。。。
翌朝まで粘って、なんとかトントンになったところで諦める。

レンタカー:Jeepグランドチェロキー(4WD) ダラーレンタカー
レンタカー代:10日間 約850ドル(LDW、LIS含む)
ガス代:トータル150ドル 平均2.5ドル/ガロン 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveへは行けなかった。。。 10 [::The Wave]

11月24日(火)Page,AZ ~ Las Vegas 後半

PageからLas Vegasへは、US89でKanabを通るルートが一般的だが、もう少し自然を
堪能しながら走りたかったので、US89Aという支線を使うことにした。
しかしその前に、ダートを走りまくった車を洗ってあげよう。さすがに汚れた車体
でベガスのカジノホテルに乗付けたくはない。
宿泊したホテル近くに洗車場があったので、帰り際に寄って約6分(3ドル)で洗車
完了。乾燥した土なのが幸いしたのか思ったより早く洗い終えた。

US89Aは、支線と言いながらも89とはまったく異なる場所を走る。The WaveやBuckskin
Gulchなどのある広大なバーミリオンクリフス国定公園の南側を走りながらFredoniaと
いう変わった名の町に出る。
このルートは昔走ったことがあって、当時は時間がなかったこともあって、ちゃんと
見どころを押えながらのドライブが出来なかった。今回はじっくり走ってみよう。

まずは初日に見たホースシューベンドの前を通り、次回は絶対に寄ろう!と思っている
Wahterhole Canyonも通り過ぎる。

US89A.jpg US89A


最初の寄り道はMarble Canyon。コロラド河がまだグランドキャニオンになる前の姿が
ここで味わえる。ここでは下車してナバホブリッジを徒歩で渡ろう。
その後、コロラド河岸辺のLees Ferryまで降りて、雄大なコロラド河を見ながら、
昼食代わりのサンドイッチを頬張る。

cororadriver.jpg ナバホブリッジから

cororadriver2.jpg Lee Ferry


さぁ、ここからはUS89Aを一気に走りきる。赤い砂岩の岩山の景色から荒野に変わり、
グランドキャニオンノースリムに繋がるジェイコブレイクでは森林、しかも雪景色
だった。僅か30マイルそこそこでここまで様相が変わるルートも珍しい。標高差も
1000m以上あるのではないか。
ハリケーンでI-15 に乗るまで、本当に飽きる事のない面白いドライブコースだ。
ネバダ州に入り、カジノタウンであるメスキートで休憩がてらのカジノで遊び、
ラスベガスの定宿であるBallysホテルに着いたのはPM6時を回っていた。
さすがに疲れたのでこのままベッドに倒れこみ就寝。

さぁ、明日からいつものラスベガスの始まりだ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveに行けるか!? 行けなかった。。。09 [::The Wave]

11月24日(火)Page,AZ ~ Las Vegas 前半

今朝も6時に起きた。Waveの抽選の癖が付いたようだ。しかし、我々は今日、
Las Vegasへ行くことに決めた。The Waveの抽選は本当に残念だった。
1日経って思い出しても自分のクジ運の無さに腹が立つ。

さて、時間は早いが宿をチェックアウトして、昨日行けなかったトレイルに
行ってみよう。Las Vegasまでは5時間の行程になるので、Whaweap Hoodosの
ほうは諦めた。
抽選の時と同じくUS89をKanab方面へ走る。いつもは通り過ぎるBigwaterの町に
入り、昨日の今日なので勝手知ったるダートロードに入っていく。
まずは渡河。昨日よりも水深も水量も減っている。これなら2WDでも十分行けるが、
神でもない限りその日の状況は判るわけない。だから4WDが必要なのだ。
まずは、昨日のトレイルヘッドへ。砂埃を吐きながらガンガン進む。この時間に
反対車線から来ることはないので対向車を気にせず進める。
渡河してから10分で目的のトレイル Wiregrass Trailに到着した。

このトレイルだが、途中まではイージーだという以外まったく情報がないので、
一応水を多めに持っていく。
昨日出会ったカップルと同じように枯川に降りてテクテク歩く。。
最初は、砂岩が削り取られた荒々しい岩の渓谷だ。川幅は5~10mと広く、峡谷の
高さも数メートルと低い。ごろごろと点在する岩を避けながら足取り軽く15分ほど
進んだ。

wiregrass1.jpg 最初は枯川

wiregrass2.jpg 徐々にスロット状に

周りが赤い砂岩から白っぽい岩に変わってきたところで峡谷の様相が変わってきた。
枯川からいよいよスロットキャニオン風になってきた。
アンテロープなどの今までのスロットキャニオンと違うのは、いわゆる地面に
あたる部分も水流によって滑らかに磨かれた岩であることだ。
場所によってはウォータースライダーのようになっている。
そして1m程度のドロップがいくつか続いたあと、2mはあるドロップフォール出て
きて、そこには水溜りが出来ていた。お尻から滑り落ちることは出来そうだが、
蛇道のようにうねっていて先が見えない。このまま進んでよいのか迷うところだ。
そこで周囲の崖を登って上からこの先を調べてみることにした。
カミサンを置いて白い岩山を登っていくとこの峡谷の全容が見えてきた。
ここから先はほぼスライダー状態で、我々のような観光ハイクでは危険に思えた。
少なくともカミサンには絶対無理である。非常に珍しい面白いキャニオンで名残
惜しいがここで引き返すことにした。

wiregrass3.jpg 中は非常に面白い

wiregrass4.jpg 上から見ると。。。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveへ行けるか!? 08 [::The Wave]

11月23日(月)Wave抽選 + 周辺いろいろ 後半

続いて、Page方面に戻りながらいくつか見ておきたいポイントがまだある。
まずはカミサンがKanabの町でお土産が欲しいとのことで、インディアンアート
の店で小物を購入。

US89をPage方面に戻り、何度か通りながら気になっていたトレイルヘッドへ
寄ってみた。US89を通る度にこのトレイルヘッドには車が数台停まっていたので、
昨夜インターネットで調べてみたら、キノコのおばけ岩(Toadstool Hoodos)
が象徴的に立っているらしい。
トレイルは基本枯川を歩くが、途中から山登りがあり、カミサンはやや難儀して
いたものの、普通の人なら20分もせずに楽しくハイクできるだろう。

hoodoo.jpg Toadstool Hoodos

こんなキノコのおばけを群で見られる場所がここから更に北にあるという。。。
Whaweap Hoodosという名のPage周辺では割と有名らしい。恥ずかしながらまったく
存じませんでした。。。
ただ、事前の情報では行き方がいろいろあるようでちょっと混乱していた。
とりあえずこの近くにアクセスできるダートロードがあるようなので行ってみる。
Toadstool Hoodosのトレイルヘッドから10分も走らずにそのダートロードに到着。
Cottonwood Canyon Rd.という道路名。オフラインのグーグルMAPでもここから
アクセスする経路案内が出ているが、道路入口にはTemporary Closedの看板が
道路を塞いでいた!そう、行き方がいろいろあるようだというのはこういう事情
があり、人によって異なる情報になるわけだ。。。
別のルートは、パウエル湖近くのBigWaterからのトレッキングらしいという事しか
知らない。なので、ビジターセンターで聞くしかあるまい。
丁度Bigwaterの近所にビジターセンターがあるので行って聞いてみると、やはり
唯一のルートはBigwaterからのトレイルだそうで、片道2時間かかるとの事。
現在3時。つまり到着しても日没になり帰りは真っ暗になる。諦めよう。
こんなこともあろうかと、行くべき場所はまだ用意してある。

Bigwaterの裏側からパウエル湖側に降りていくダートロードで、渡河したり枯川
走行したりしながら、まるで別世界に来たような景観に遭遇できるらしい。
こういう情報だけを頼りにとりあえず行ってみようとなるのも4WDがあるからだ
な~とつくづく思った。
で、このダートロード、ハンパなく面白い!3時という時間帯なのかそもそも
知られていないのか、ほとんど車に遭遇しない。それゆえにここは地球か!?と
本当に思える景色のオンパレード。

lakepowel1.jpg この日は浅かったが…

lakepowel2.jpg ちょっと遊んでみた

lakepowel3.jpg とても不思議な空間

ここまで来たら湖畔まで行ってやろうと欲を出したら、これが超ハードなダート
コースで実質枯川を走ることになる。
ン~ッと悩んで外を見ると西のほうに雨雲が出ている。これはヤバい!
こんな水下で雨に降られたらあっというまに路面が荒れてスタックする。
急いで来た道を戻ると、途中見かけたトレイルヘッドでハイクの準備をしている
カップルを発見。どこに行くのか聞いてみると、この峡谷の先にとても美しい
峡谷があるとのこと。彼らは三脚持参でこの時間に行くくらいだから夕景を撮る
のだろうか? トレイルはイージーか?と聞くと、途中まではイージーだと言う。
カミサン同行なので今日は時間的に無理そうだ。しかし、ここまでの風景を見てる
とかなり期待できる峡谷のようだし、明日午前中にもう一度来ることにして今日は
もう戻ることにした。

lakepowel4.jpg こんな峡谷がいくつもある

夕飯は奮発して、ステーキでもがっつり喰おうと宿の裏のステーキハウスに行った。
ここは昔来たときに寄ったことがあり、美味しかった印象が残っていたからだが…
6時前というのに随分盛況だなと思ったら、中国人の団体だった。Pageの町まで来て
彼らの旺盛な爆買にお目にかかるとは恐れいった。
ちなみに団体御用達になったからかステーキはまったくいただけなかった。

続く…


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveへ行けるか!? 07 [::The Wave]

11月23日(月)Wave抽選 + 周辺いろいろ 前半

いよいよ旅は4日目。The Waveの抽選としては3回目の朝を迎えた。
土曜、日曜と週末であったのに抽選参加者30人台と低い倍率だったことから、
平日の今日は更に期待が大きかった。
ちなみに今回3回目だから確率的にそろそろ当たるなんて言うのはウソw
なのでこういう話しは信じてはいけない。
当たる確率は常に 10人/参加者数 である。ルーレットと同じですね。

今日も早朝のUS89をKanabに向かって走る。もう見慣れた景色を1時間。
ところがビジターセンターの様子がなんかおかしい。驚いた!
なんと駐車場が満車である!!
前の2日間は数台停まっているだけだったのに。。。
空いている駐車場をやっと見つけて、建物内に入ると入口から人でごった
返しの状態。ちょうど抽選会場が開いたのでゾロゾロと人が流れこんで行く。
我々は、昨日も抽選に参加しているので「昨日の6番」と告げるだけでOK。
ほとんど後のほうで入ったにも関らず、今日の番号は4番だった。

lottely.jpg 抽選前の状況

lottely2.jpg ビンゴによる抽選

しかし、すごい人数だ。抽選前に係が発表してくれた人数は、57グループ、
138人とのこと。10倍超の難関となった。
抽選が始まり、いきなり最初から4名のグループが当たった!一気に
気持ちが萎える。そして最後の2名のところで当たったグループは3名!
係員から誰かを残すかパスするかと迫られ、結局彼らはパス。昨日と同じく
歓声が沸くwww
喜びもつかの間、結局我家は当たらなかった。この倍率なら仕方ないか。
となれば、昨日一昨日の高確率時に当たらなかったのが殊更悔しい。

しばし呆然としつつ、気持ちを切り替えて、今後の予定を考えた。
まず、ラスベガスに戻らなきゃいけないのは明後日の25日である。
そしてPageの宿は24日まで確保してあり、24日の夜の宿はまだ決めていない。
一応、どうなるか判らなかったので予備日として空けておいた。
まだ、もう一日チャンスはあるのだ。
しかし、どうだろう。。。?この倍率の高さ。
明日も今日と同等以上の参加者が来るであろうことは明らかだ。
う~む、答えは出たも同然である。明日は抽選をせずにラスベガスへ
向かう事にした。

となると、今日の過ごし方だ。
事前情報では、The Waveに負けず劣らずのWhite Pocketなる秘境もWave外れ
の場合の候補に入れていたが、こっちはオンライン許可が既に満員だった。
最近の人気であちこち入園規制をしだして観光客には厳しくなってきた。
また、ラスベガスへ向かう際には、US89Aという裏街道でI-15方面へ行こうと
思っていたので、そうなるともうKanab方面には来ないことになる。
ならば、コーラルピンク砂丘州立公園へ行ってみようとUS89をZion方向へ向かう。
この道は一昨日、St.GeorgeからKanabへ行くのに間違えて通った道だ。
徐々に標高が上がる。コールピンク近くでは、北斜面に雪が残っていた。
約40分で到着。車1台あたり8ドルを支払い入園。
ホワイトサンズのピンク版かと期待したが、規模も砂丘のキレイ度も比では
なかった。

cove2.jpg US89沿いの池と洞窟

coralpink.jpg コーラルピンク砂丘

続く。。。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveへ行けるか!? 06 [::The Wave]

11月22日(日)Wave抽選 + Buckskin Gulch(バックスキンガルチ)後半

Wire Passのトレイルヘッドを出発したのは10時。快晴!雲ひとつ無しである。
バッグパックに水と昼食用サンドイッチ等を入れ、いざ出発。まずは小石の枯川底を
歩く超イージートレイル。特に道しるべは無いが、ここ最近の晴天のおかげか、地面
はドライで足跡が無数に残っているので問題無い。
歩き始めて10分でスロットキャニオン風景が現れたが、わずか数十メートルで終わり、
また開けた枯川になった。
その後、すぐに小さな看板を見つけた。TheWaveへの分岐点で、WAVEへは山を登っ
ていくようだ。当然ながら、我々はそのまま枯川沿いを歩く。
トレイルヘッドから30分でいよいよ峡谷が現れた。幅60㎝~2mに満たないくらいで、
崖の高さは10mを優に超えている。

buckskin1.jpg buckskin3.jpg Buckskin Gulch


アンテロープとの違いは頭上の開放度合と壁面の滑らかさだ。こちらは頭上は狭い
ながらも開放されていてそれほどうねっていない。壁も同じ砂岩ながら粗目仕様だ。
写真を撮りながらゆっくり歩いていたら、赤ちゃんを背負子でおぶったパワフルママ
の4人家族に抜かれた。その後老夫婦にも抜かれたのだが、すぐに追いついてしまった。
なんと高さ3mのドロップだ。前踏破者が作ってくれたらしい木と石で作った簡易の
階段もどきは、無いよりマシって程度。
みんな器用に岩にしがみつきながら体を降ろしていくが、カミサンの場合はちょっと
大変だ。私が先に降りて下から足をどこに置くか、かけるかを指示しながら、約5分
かかってやっと降りれた。これは帰りも思いやられる。。。

buckskin5.jpg 最初の難所(約3mの段差)

そこから約10分。Wire Passからだと50分くらいで別のトレイルと合流した。
この合流地点のハーフドームには古代人の壁画があるのだが、誰かが作った偽物もある
ので間違えないようにw ここで撮影中のカメラマンに教えてもらった。
ここは大きく開けていて日差しも射すので、昼食場所に良さそうだ。帰りに寄ること
にして先を進む。

buckskin2.jpg WirePassからと本流との合流地点

実はトレイルヘッドからのこの一連のルートは水下へ向かっている。
そして20数キロ先のコロラド川に注ぐ。徐々に下って来ているので地面に湿気も出て
きた。さらに10分ほど進むとパワフルママの家族が引き返して来た。嫌な予感がする。
出た!今度は1.5mほどのドロップフォールだが、下は水たまりで足場が悪い。
濡れる覚悟なら行けなくもないが、その先がカーブしててどうなっているかが判らない
ため、必死で降りたのに結局無駄なのは避けたい。
すると、奥からやはり我々を抜いていった老夫婦が靴を脱ぎながら戻ってきた。
彼ら曰く、水深はヒザ以上ありそうなので止めたそうだ。これで諦めがついた。
我々も引き返すことにして、トレイルの合流地点で昼食にすることにした。
30分ほど経つと日向だった場所がもう影になりだした。一気に冷え込む。
重い腰を上げ、来たルートを引き返す。難所のドロップフォールもなんとか登れた。
枯川に出て日当たりがよく座り心地の良さそうな場所で再度休憩をとり、WirePassの
トレイルヘッドに着いたのは2時過ぎだった。
予定より短い距離で引き返してきたが、カミサンの状態を見るとこれが限界かな。。。
名残惜しいが、ダートロードとUS89を使いPageの宿に戻った。

buckskin4.jpg buckskin0.JPG 標高が下がると水が…


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveへ行けるか!? 05 [::The Wave]

11月22日(日)Wave抽選 + Buckskin Gulch(バックスキンガルチ)前半

拠点にしているPage,AZからWaveの抽選場所であるKanabまでは約1時間ちょいかかる。
何故、拠点をKanabにしなかったかというと、この旅の目的であるWaveの抽選に
外れてもまだ見たことのないポイントやトレイルが集中するのがPage側だったからだ。
それとPageのほうが綺麗な宿やレストラン、スーパー等なんでもあるのが良い。
早朝7時過ぎに出発。気温は摂氏5度くらい。息は白いが体感的にはそれほどでもない。
US89を西へ向かって走ると、道路のあちこちでウサギ等の死骸に遭遇。夜行性
動物が夜間走行の車にひかれる、アメリカではよく見かける光景だが、このUS89上は
異常に多く感じた。
8時過ぎにビジターセンターに到着。前日の落選者は既に参加申し込みの書類を記入
してあり、それは7日間維持されるとのことで、早めに会場入りする必要はない。
隣にあるGSのコンビニに寄り、コーヒー等を買いながらしばらく時間潰しをして、
8時40分に抽選会場へ入った。中には10人ほどが書類書きに没頭していたが、それを
尻目に私はテーブルにいる係員に「昨日の6番だ」と告げると、ファイルから私が
書いた書類を出してきて名前の確認だけして抽選手続き完了。簡単だ。
そうこうしていると会場内は30人くらいになった。昨日見かけた人もチラホラ居た。
抽選前に確認の意味で名前と番号が呼ばれる。我が家は昨日と同じ6番だった。
カミサンが運の悪い番号だと嘯くが、果たして抽選がはじまった。
が、残り3人のところまで名前は呼ばれない。心の中で「来い!」と叫ぶ。
すると、当たったのは昨日も見かけた韓国系の4人組。しかし行けるのは3人。彼らは
パスをした。すると残っている連中から拍手!www
しかし、我家はまたもや外れ…むぅ、この倍率で2日連続外れは痛い。
トボトボと駐車場に戻り車に乗り込む。せっかくの4WD グランドチェロキーがWAVE
はまだか!と嘆いている。
気を取り直して行ってみよう。今日はBuckskin Gulchに行く予定だ。
バックスキンガルチは、アンテロープキャニオンのように水流が岩を削って作り
だした狭い峡谷(スロットキャニオン)で、その距離は20マイルに及ぶというから
ハンパ無い!




ここに行くにはThe WAVEへ行くのと同じHouse Rock Valley Rdというダートを走る。
US89からアクセスするのだが、丁度PageとKanabの中間にあたる。
スマホのグーグルマップで前日のうちにこの辺りの地図をオフライン用にダウン
ロードしておいたので、まるでオンラインのナビのように使えるのだが、GPSだけ
の精度なのでやや動きが遅い。(まだココ?と画面を見てるとツツーッと現在地が
動き出す感じ)
さぁ久々のダートドライブだ。さすがにWAVEへのアクセス道路だけあって、それほど
のうねりやWashはない。砂埃ガンガンまき散らしながら且つ法定速度で走ると、
まずBuckskin Gulch Trailのサイン発見。しかし、事前情報でこの先のWirePassTrail
から歩いたほうが楽だと入手済み。そのまま直進。US89から20分ほどでトレイルヘッド
にたどり着いた。ここはWAVEに行く場合も使うトレイルだそうだ。

house rock valley Rd.jpgHouse Rock Valley Rd.

既に昨日の抽選でWaveへの権利を得たであろう車が5台ほどいた。うらやましい。。。
さて、バーミリオン・クリフス国定公園内は、いくつかのエリア別に許可証と入園料が
必要になっているのだが、Buckskin Gulchの場合は、このトレイルヘッドで自主申請
する仕組み。
まず入園リストに名前等を記載し、次に箱の中から封筒を取り出す。その封筒に必要
事項(入園する人数や車のナンバー等)を書いてから一人6ドルつまり我家の場合は
12ドルを封筒に入れ、封筒の端のミシン目のところで控えを切り取る。
控えは車のダッシュボード上に置き、封筒は専用のポストに投函。文章だとまどろっ
こしいが、現地では感覚的に直ぐ判るようになっている。

wire pass trailhead.jpg Wire Pass Trailhead

続く。。。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveへ行けるか!? 03 [::The Wave]

11月21日(土)St.George - Page,AZ 後半

嘆いていても仕方ない。
この抽選は明日の権利の為なので、どちらにしても今日は別のところに行か
なきゃならない。
予定はPageまで行き、宿のアーリーチェックインを試みて、その後アンテロープ
キャニオン等に行ってみようと思っていた。
Kanab側に居るので、Buckskin Gulchへ行ったほうが今後の時間節約にはなるの
だが、早朝出の我々はトレッキングのための水や食料を用意していない。

PageまでのUS-89は、見どころ満載のシーニックルートで、いくつかのビュー
ポイント(ローンロック、ワーウィープView)に寄りながらグレンキャニオン
ダムに着いたのが11時30分。

lone rock1.jpg Lone Rock

lone rock2-2.jpg Lake Beach

lake powel.jpg Wahweap View Point


朝飯抜きだったので、ダム近くのデニーズで簡単に済まそうと寄ってみたら、
料理がなかなか出てこなくて結局13時になってしまった。
それから予約していたBestWesternにアーリーチェックインを頼みに行くが、
清掃済の部屋がないとのことで手続きだけしてホテルを出た。

行先はアンテロープキャニオン。個人的には3回目になる。もういいかなと思っ
ていたが、カミサンがここが大好きなため再々訪だ。
Pageからはローカル98号線を少し東に走り、左側に巨大な発電所が見えたら、
右側にアッパーアンテロープの駐車場がある。昔と異なり直ぐ判る。
ナバホ居留地への入域料8ドル/人を支払い、適当に車を停める。ツアー小屋に
行ってみて驚いた!なんとツアー料が40ドル/人!円安と物価高の二重苦とは、
この先が思いやられる。
その場で待つこと10分。人数が揃ったところで出発だ。以前より川幅が広がった
ような気がする枯川を砂煙をあげて進み、10分でキャニオン入口に到着。
時間的に太陽角度も高くまぁまぁの洞窟内の明るさと思いきや、以前来たGWとか
と異なりこの時期はやや角度が付くため、思ったほどの光線が刺しこんでいなかった。
それでもやはりアンテロープキャニオンは美しい。恐らく美しさではスロット
キャニオンの中でNo1であろう。

antelope1 (2).jpg antelope2-2.jpg Antelope Canyon

約1時間でもとのツアー小屋に到着。ローワーアンテロープにも行く予定だった
が、思ったより太陽角度が低いので、あまり価値はないと踏んで、ホースシュー
ベンドを見に行くことに。
US89のトレイルヘッドに車を置き約30分歩く。以前来たときはもっと短ったよう
な気がするが。。。ただ年を取っただけだろうか?

hoseshoe.jpg HoseShoeBend


次いで、ホースシューベンドの僅か数マイル先にWater Hole Canyonというナバホ
族管轄のトレイルがあるのでとりあえず行ってみた。
しかし時間はすでに3時を過ぎていて日没が5時過ぎなのを考えるとトレッキング
は出来ないので入口だけ確認してホテルへ戻った。
(ちなみにWater Hole Canyonは無人管理なので、先にアンテロープキャニオンで、
許可証をもらう必要あり)


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveに行けるか?! 02 [::The Wave]

11月21日(土)St.George - Page,AZ 前半

朝6時に起床。実質4時間しか寝ていない。
この宿の朝食サービスは7時からとのことで、それを待っていると今日の
Waveの抽選時間(8時半~9時)に間に合わない可能性があるので、残念ながら
割愛。
抽選場所のKanabまでは約1時間半かかる。途中にはシーニックポイントもある
ので、余裕を見て7時前に出発した。

I-15を北上すると目的地方面であるハリケーンのサインがほどなく出てきた。
ローカル道路のUT-9に移り、昔、通った記憶を頼りに進むが、これが大きな
間違いだった。
ハリケーンの街中でUS-89へ右折しなきゃいけないのだが、そこを通り過ぎて
Zion国立公園方面に向かっていたのだ。気が付いたのはSpringdaleという知っ
ている町に入った時で、既に間違えてから30分以上走っていた。

一瞬アタマが真っ白になった。戻ったら実質1時間以上のロス。このままZion
経由で大回りでもKanabに行けるが、事前に調べていないので所要時間は不明。
悩む時間ももったいない!って覚悟を決めて、このままZion経由で行くことに
した。見覚えのあるシーニック且つワインディングロードを走り、Kanab の
ビジターセンターに着いたのは丁度8時30分だった。

さぁ、初めてのWaveの抽選だ。まず必要事項を記入した書類を提出。(グループ
の人数とメンバの名前、緊急時の連絡先等)
書き終わって周りを見ると参加者は20人に満たないくらい。これは当たるんじゃ
ね~の!?って思うのもつかの間、ギリギリになって昨日抽選に外れた人たちが
ぞくぞく入って来た。昨日書いた書類が活きているので彼らは書類作成の時間
が不要なのだった。
で、抽選開始の9時には結局30人くらいになっていた。しかし、それでもオンライン
抽選に比べれば遥かに倍率は低い。なにせオンライン抽選は100倍超が当たり前だ。

抽選はビンゴマシンを使う。つまり番号が書かれたボールと同じ番号の参加者
が当選だ。自分の番号は抽選直前に告げられる。
我々の番号は6番だった。ちょっとした緊張感だ。周りは実質ライバルなのだ。
で、結果は?

んがっ!残念。。。。見事に外れた。というのも5番と7番は当たったのだ。
なんとクジ運の無いことか。

後半に続く


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

The Waveに行けるか?! 01 [::The Wave]

11月20日(金) Las Vegas - St.George

マッキャラン国際空港に着いたのは夜の9時過ぎ。もう少し早く着く予定だったが、
乗った飛行機がゴーアラウンドをしたため、再度着陸態勢を取らねばならならず
飛行場を目の前にしながら40分ほど無駄な時間をい要した。

さて、今回のレンタカーはDOLLAR。かなりのダートを走る予定なので、できれば
4WDが欲しかったが、4駆指定は高いので、予約ではスタンダードSUVのクラスに
しておいた。うまくいけばJeepの小型車が当たるかもしれないし、ダメなら当日追加
費用がかかっても4駆に変えてもらうつもりだった。
ところが、御対面の車は、なんとJeepのグランドチェロキー!もちろん4WDだし
高級SUVだ。これは楽ちんドライブが期待できる。

 

ラスベガスを出発したのは10時近かった。勝手知ったるI-15を北上し今夜の
宿泊地St.George、UTに着いたのは深夜12時。
しかし時差があるので深夜の1時になる。予約してた宿の事務所は無人だったがベルを
鳴らすとスタッフが出てきてチェックイン完了。毎度のことながら長い初日が終わった。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行
前の10件 | - ::The Wave ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。