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07.Boston→Freeport [::東海岸ドライブ&ベガス]

7日目 4月29日(木) Boston → Freeport → Boston (走行距離:284マイル)

昨晩もぐっすり眠った。朝6時半に起床。カーテンを開けるとバッチリ晴れの模様。
8時にチェックアウトをして、まずは宿の前の道をまっすぐ行けば簡単に着くはずのハーバードブリッジへ。
ところがどっこい、Bostonの街には直線と呼べる道路は無い。道なりに進んでいるといつのまにか通りが変わって明後日の方向に走っている事になる。
目印となる超高層ビルのジョンハンコックセンターがどちらにあるかを常に気にする必要があった。
案の定、簡単に行けるはずのハーバードブリッジもかなり迷って到着。Beacon St.のパーキングメーターに車を停めて、チャールズ河に架かるハーバードブリッジを歩いてみた。気分だけはハーバード大かMITの学生だ。
ここからはBostonの街並がよく見えた。対岸のケンブリjッジまで往復して約20分の散歩。

次はウォーターフロントのクインシーマーケットへ食事を兼ねて行ってみよう。しかし、前述の通りすんなりとは行かせてもらえない。またもや何度も間違いながらやっと海岸近くの立体駐車場に車を置けた。駐車場代が高そうだったが他を探すのがめんどくさい。まったく疲れる街だ。マンハッタンのほうがよっぽど楽だと思った。
埠頭周辺を軽く散策して10時になったのでクインシーマーケットへ。まだ食事が出来る店は準備中が多かったので、出店などを冷やかしてメニューが揃うのを待つ。10時半頃遅い朝食を採り11時半には駐車場へ戻った。駐車場の清算機に駐車券を入れると驚くべき数字が!なんと1時間半で21ドルもした。他の駐車場もどうもそれくらいのようで、これがこの街の相場らしい。
この街は車で踏み入れてはいけない街なのだ。もう絶対に車では来ないと誓って、メイン州へ向けて出発した。

I-93 → I-95と乗り継いで、この旅5つ目の州ーニューハンプシャーのポーツマスで一般道のUS1に降りた。なるべく海岸沿いを走りたかったからだ。
リアス海岸沿いのこの一帯は夏のリゾート地らしく、UA1沿いにはモーテルやロブスターなどのシーフードをウリにする店が多く点在していた。ただ、シーズンでないこの時期はオープンしているのかどうか判らない。なんせ、活気が無いのだ。
また、海岸線は更に一本向こうらしく海が見えてこない。途中ローカルのわき道を海岸側に入ってみると、US1からは木立で見えなかった湿原のような干潟が辺り一面広がっていた。その遥か向こうに海岸線が見えた。東海岸で見る大西洋は、西海岸の太平洋とは随分雰囲気が異なる。海の色も太平洋に比べて蒼い気がした。
再度US1に戻り北上する。“よこうそメイン州”の標識を越えで6つ目の州に突入だ。
ニューハンプシャーに比べていくぶん沿道の店々も多くなって来た。カーウォッシュがあったので連日の雨で汚くなった車体を洗っておくとしよう。2ドルでソープだけの洗車をした。
その後、帰りに夕食で寄ろうと思い、美味しそうな店の目星を付けて再びフリーウエイに乗り目的地Freeportへ向う。
そろそろかな~と降りた出口はもうアウトレットの町だった。Freeportという町は地図でさえ載っているかどうかの小さな町で、その町自体がアウトレットセンターのようになっていた。LLビーンを筆頭にCOACHやバーバリーなどアウトレットセンターでお馴染みの店が軒を連ねている。駐車場は十分にあるので適当に停めカミサンの買い物に付き合う。店の店員は皆明るく親切で、必ずと云っていいほど“メイン州はどう?”と感想を聞いてきた。それだけ自州に誇りを持っているのだろうか?それとも極東からの旅行者にメインランドの東のはずれまで来た理由を聞きたかったのだろうか。
帰りはフリーウエイでPortlandまで行き、そこから一般道のUS1を走った。行きに目星を付けた店に着いた時は6時。やはりクラムチャウダーを食わねばメイン州を離れるわけにはいかない。
カミサンはフィッシュ&チップス、私はToday's Specialのステーキを食した。クラムチャウダーは米国ではめずらしくドロッとしていない。かなりの絶品でペロッと平らげてしまった。 激ウマ!

再出発したのは7時を過ぎていた。さあ、Bostonに帰ろう。
Boston中心部には9時頃到着。クーポンブックでBostonの南に良さそうな宿があったので行って見ると、時間が時間だった事もあって正規料金の部屋しか無いと言われ断念。更に南下したクインシー地区のプレジデンツ・シティ・インも同じくNGだったが99ドルの部屋ならあると言われ、さすがに10時以降にもう部屋探しをする気にもなれず泊まる事にした。
しかし、部屋の狭さとボロさと云ったら最悪のモーテルだった。同じくらいボロイのは他にいくらでも経験があるがどこも40ドルに満たないモーテルだ。
やはり宿探しは日が暮れる前にしておかなければならない。判ってはいたのだが・・・・


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