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09.Providence → New York City [::東海岸ドライブ&ベガス]

9日目 5月1日(土) Providence → NYC (走行距離:316マイル)

いよいよ東海岸最後のドライブ。今日はあちこち行くので忙しくなりそうだ。
宿を9時に出発して、I-93を南下。海岸線から内陸側へ入り、1時間弱でコネチカット州にあるカジノホテル-FOXWOODに到着。
山間部に忽然と姿をあらわした巨大な建物は、綺麗な造りではあっても何か異様だ。  Foxwood

セルフパーキングに車を停めて、ホテル内へ入るとそこは売店などが並ぶ通路。カジノは3つ程度のエリアに大別されていて、それぞれ出入り口には年齢チェックの為に係りが常駐していた。
つまりカジノは他の施設と独立していてベガスのように何処へ行くにもカジノを通るというわけではない。それでも世界一巨大なカジノと言われるだけあって、迷わずに歩くのはさすがに難しい。
(ベガスのメガホテルと比べれば簡単だが)
最初のカジノエリアにはマシン系のみがズラーッと並んでいた。ここだけでもベガスの中規模カジノくらいはある。マシンには興味が無いのでテーブルゲームのあるエリアに行くとこちらもかなり広い。
ライブポーカーエリアがまるで教室のレイアウトのように並んでいて面白いのでつい見とれてしまう。階下には禁煙フロアもあった。
スロットマシンに興じているカミサンを見失ったので、構わずBJテーブル(DAS H17)へ行き、ミニマム25のサードベースに座る。
煙草を吸う私はどうしても端の席を好む。
200ドルをグリーンチップに変えて約1時間、負けパターンの嫌な波と連続BJなどの好調な波とが行ったり来たりする。
5連敗して4連勝などと何か妙な感じ。ベット額を変えれば波に乗れるかもしれなかったが、アトランティックシティ、ナイアガラと負けてる身には怖くて出来ない。ひたすらフラットベットで行く。
左隣の華僑のオッサンは好調だった。ダブルハンドでプレーしてテーブルには既に7~800ドルほど積んである。それを後ろで見ていたやはり華僑の別のオッサンがゲームに参加しようとした。しかし席は空いていてもダブルハンドのオッサンが居るのでベット枠は空いていない。ベガスだったらディーラーが一言声を掛けるが、ここのディーラーは我関せずと云った顔。するとそのオッサンはプレーではなく尻馬だった。
知り合いかと思ったらまったくの他人。ダブルハンドオッサンもそれほど嫌な顔をせずに100ドルずつ張り、尻馬のオッサンはそれに50ドルずつ載せる。これがまた好調であっと云う間に尻馬のオッサンも数百ドル稼いだ。
ひとしきりゲームも進み、私の調子が上がって来たところで華僑のオッサンのほうの調子が落ちた。ランチに行くと言ってチップを変えようとするオッサン。ディーラーがチップを数え始めると「これも変えてくれ」とズボンのポケットから緑チップを数十枚出してきた。
それをディーラーが数え直し出すと「これもだ」と言って更にポケットから同じくらいの量の緑チップが。
一同「わお!」と驚くと、ディーラーがもう無いか?と確認する。するとまたまたポケットから緑チップが大量に出てきた。私「おまえはドラエモンか?」。一同意味が判らず「・・・・・」アタリマエか(笑)
その後あろうことかこのオッサン、上着のポケットからもジャラジャラと出て来てトータル4200ドル。約1200くらいがこの台なので、緑チップ100枚以上をポケットに入れていたことになる。
華僑のオッサンが去ると、その光景をみていたらしい客が次々にその席に座って、彼はいくら勝ったんだ?と聞くので、説明がめんどくさい私は素直に4200と答えた。皆、ようし俺も!と意気込んでその席でやるが玉砕。
尻馬のオッサンはちゃっかりその後も自分で張ってそこそこ勝っていた。よーし私もここからだ~!と言う時にカミサンがやって来てもう時間だと催促を受けた。200ほど浮いたのを確認して退散。
約2時間だったが、勝てたし面白い光景も見れて満足。巨大カジノFOXWOODを跡にした。

再度I-93に乗り南下する事1時間。Bridgeportという町に到着。リチャードマイヤー設計のBridgeport Centerをちょこっとだけ見て行こうと思った。土曜日なのでダウンタウンは閑散としている。運河沿いに行くと更にうら寂しい。ほどなく建物を見つけたが館内はクローズされていた。周囲を歩きながら見学して僅か数十分の滞在でBridgeportを離れた。
いよいよNYCに再度入る。問題は今日の宿だ。明日発つラガーディア空港近くが望ましいが、当然週末ということもあり高いはずだ。滞在中にオンライン予約でディスカウントレートの予約でもしておけば良かったと後悔。
結局Queens地区を1時間ほど走り廻った挙句、空港近くのAir Wayホテルでチェックイン。建物は古く小さいのに150ドルもした。駐車場が無料なのが唯一の救いだ。
荷を解いてからカミサンの希望でウッドベリーコモンアウトレットへ。ホテルを5時に出発して、右手にヤンキースタジアム、左手にハドソンリバー越の摩天楼を見ながらをブロンクスを抜ける。ウッドベリーコモンに到着したのは7時ちょい前くらい。渋滞が無ければ1時間半もかからないんじゃないだろうか。
カミサンは予め見る店をメモしておいたらしく、閉店までの2時間で目的は果たしたようだ。私はというと日も暮れて寒いなかコーヒーを飲みながらその辺に座り混んでボケーッと過ごした。(とにかく買い物は嫌い)
帰りにフリーウエイのサービスエリアで食事をしてホテルに戻った。これで9日間の東海岸の旅は終わった。
明日はいよいよラスベガス入り。やっぱりこっちのほうがワクワクする。


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