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07~.Orlando & おまけ [:: バハマ&フロリダドライブ]

7~10日目:9/8~9/11

WDWは面白くない。むしろ嫌いだ。カミサンに付き合って今回で2回目だが、アトラクションもキャラクターも別に興味無い。ましてや、その中での買い物に付き合わされるのなんて2重苦だった。
なので、オーランドは特別書くこともないので、バハマのおまけ画像でも。



「Majesty of The Sea」 約70000tの大型客船


ルームクリーニング時にスタッフが作ってくれた


毎回作ってくれる。気が利いている。


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06.Tampa → Orlando [:: バハマ&フロリダドライブ]

6日目:9/7

めずらしく、起きたのは7時だった。
そそくさとシャワーを浴びて着替える。チェックアウト前に隣のワッフルハウスという南部に多いチェーンレストランで朝飯。
以前から気になっていて、初めて食べたわけだが、朝飯は他のレストランと同じものばかりだった。
朝飯後、昨夜歩いたビーチへ再度行って見る。まだ8時だというのに日差しが痛かった。
昨夜は暗くて判らなかったが、このビーチは思いのほか大きい。どこまでも続くビーチというのは米国にはいくらでもあるが、ここのは浜辺の奥行きが凄い。ビーチの端から水際が見えないほど遠いのだ。波打ち際まで行って帰ってくるだけでちょっとした散歩になった。
宿を出たのは9時。今日の予定はSt.ピーターズバーグの北にあるクリアウォーターという観光地とカミサンの所望で何処か動物に逢えるところだ。後はオーランドへ向けてひた走る。
宿のあるトレジャーアイランドからクリアウォーターまでは割と近かった。大きな入江を囲むようにレジャー施設が固まっていて、綺麗なビーチも勿論ある。かなりメジャーな観光地のようだ。
50¢/時間の有料駐車場に車を停めて、まずは各種クルーズの出るマリーナへ行ってみる。大小様々のプレジャーボードの前にはツアー受付の小屋が立ち並び、さながら縁日の屋台のような感じだ。
ぐる~っと小屋の説明書きとツアー時間、値段を見て廻り「Little Toot」という名のイルカに逢えるツアーに決めた。
決めた理由は、イルカに逢える保証付きというキャッチフレーズが気に入った事と船が小さいので間近で見えるだろうと思ったからだ。

船は11時に出航。映画ジョーズで最後に鮫に破壊される船のような、昔の型の小さな船だ。
まずは入り江になっている湾内を遊覧。しばらくすると船は轟音を利かせて猛ダッシュしだした。船の後ろはスクリューによる波でうねり上がっている。
後ろの波を見ていろ!イルカがジャンプしてくるぞ!船長がアナウンスを流すや否や、何かが波を突き破るように上がって来た。イルカだ!2匹、3匹・・・と次々と船の後を追いながら、船の造る波に乗ってジャンプする。
まるでフリスビー犬のようにこれでもかとジャンプを繰り返して、彼らにとってもこれはアクティビティなのかもしれない。
わずか数百メートルの距離だったが、こんな間近で見れたのは初めてだった。
続いて船は入り江から外海へと向かい、ここでも同じように猛スピードで船が走ると、船尾に出来た波に向ってイルカが飛び出して来た。今度は6頭くらいが入れ替わり立代りだ。写真のタイミングが難しいが、これだけ連続で来れば適当にシャッターを押していてもフレームに収まる。
約1時間半のクルーズだったが、これで$15しないのだからかなりお得だろう。
他にもドルフィンエンカウンターの船はあるが、ここの船が一番!何故って他の船も同じ時に出ているが、この船の後を追っているだけで、間近で見ることはできないのだから。
クルーズが終わった後はビーチを散策して、カミサン所望の動物に逢えるところに向った。何だか変な言い回しだが、動物園でもなくサファリでもない、猫科の野生動物を集めているところで名前のWild Touchに惹かれて行ったのだが、全然触らせてはくれなかった。
カミサンは虎のアカチャンでも抱かせてくれると思っていたらしい。それでもガイド係りになついている虎などは、まるで猫のような仕草で甘えに草むらから出てくるので、サファリパークなどで見るよりは活発な動きをより近くで見れた。
これでタンパ周辺は終わりだ。後はオーランドに向けてひた走るだけ。
オーランドへはI-4で一直線。時間にして2時間くらいの予定だ。
しかし帰宅ラッシュと重なり、タンパ周辺は異様な渋滞だ。結局オーランド(WDW)に着いたのは6時半くらいだった。
オーランドは8年ぶりだ。以前とはWDW内もかなり様変わりしていた。
特に道路の整備は相当なもので私の記憶はまったく役に立たない。標識を頼りに予約してあるAll Star Resort MOVIEへ向う。
何度か道に迷いながらやっと到着。チェックイン時に喫煙室を頼むと、なかなか見つからず手続きに時間がかかった。
やっと見つかった部屋は、マイティダックスの2階。カミサンはダルメシアンを希望していたので喫煙室を希望した私にぶ~ぶ~文句を垂れていた。ふ~む、そろそろ禁煙しなきゃイカンかな~・・・・
部屋で荷を解き、さっそくMGMスタジオの夜の最後のショー「ファンタズミック」を見にいく。
帰りにレイクブエナビスタのスーパーで夕食を買い、部屋で遅い夕食を食べた。
もう疲れたので寝よう。だいたい私はWDWは好きじゃない。今日から4日間はひたすらカミサンに付き合うだけなのだ。
判ってはいたがちょっと憂鬱だ・・・


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05.Miami → Tampa [:: バハマ&フロリダドライブ]

5日目:9/6

またまた早朝5時に目が覚めた。日課となった丸窓から外をチェックすると、既にマイアミ港に入ったようで、岸辺の明りがあちこちに見えた。
下船予定は8時半なので、朝食やらチェックアウトやらと忙しくなりそうだ。
部屋のドアを開けると、ドアに挟さまれていた請求書が落ちた。内容を見ると、部屋のドリンクの請求額がおかしい。忙しいのにまたまた手を煩わさせられる。
パーサーデスクへ行き、最初の説明会の時に教えられていた日本語ペラペラというアンドリューを呼ぶ。さすがガイドさんが太鼓判を押しただけはある。流暢な日本語で、“ああ間違っていますね~、直しておきますから朝食に行ってください”と言われた。
朝食を済ませ、約束通りアンドリューは請求書を訂正してくれてあり、いよいよ下船だ。
カテゴリー毎に順番に下船する。船を出ると長い通路を歩かされ、米国の入国審査が待っていた。係官はパスポートの米国入国スタンプを探して、そこにまた入国のスタンプを押した。
出国手続きの無い米国ならではの奇妙な光景だ。入国審査が終わると、事前にドア前に置いておいた荷物が、空港と同じようにバゲッジクレイムから出てくる。ピックアップしたらやはり空港と同じく税関に申告書を渡して、晴れてマイアミの地に降りる事が出来た。
ターミナルを出たのがAM9時。さっそく予約してあるHERTZのシャトルバスを探すが、AVISとALAMOは居たがHERTZが居ない。そのうち来るだろうと強い日差しの中ベンチに座って待つ事にした。
10分経ったが来る気配が無い。心配になり、ALAMOのドライバーが外に居たので聞いてみると、そのうち来るよ、10分くらいだよと言う。
ところが、10分どころかその後30分経っても来ない。この間にALAMOは3回も来ている。
再度誰かに聞こうと思っていると、隣で同じく待っていた上品な婦人が、HERTZカードを片手に電話しだした。内容は聞こえなかったが、たぶんシャトルバスが来ない件を聞いているのだろう。
電話を切った婦人は何事も無かったようにまた座りだした。こちらへシャトルが向っていると言われたのだろうと想像して、我々もまた待つ事にした。
更に15分ほど経った時、婦人が動き出した。なんと仲間だと思っていたその婦人は、あろうことか今来たリムジンに乗ってしまった。
HERTZのシャトルではなくリムジンを待っていたのだ。じゃぁあのHERTZのカードはなんだったのだ!?
さて困った。港の係員にでも聞いてみようと私が歩き出すと、ALAMOのさっきのドライバーが声を掛けて来た。
“どこのレンタカーだっけ?”-HERTZだ!-“HERTZはここには入って来ないぞ、ALAMO,AVIS,BUDGETの3社だけだ”
-マジっすか!-“マジだ、さっき確認した”-じゃあ私はどうすれば?-“空港まで行くしかない”-空港?街中には無いのか?-“無い!空港へ行け!”
なんてこった!!HERTZは予約時にPort Of Miamiで受けておきながら実際にはここで営業していなかったのか。
タクシーを拾おうと思ったが、時間を無駄にした上に更に出費は痛い。丁度停まっていたエアポートシャトル(タクシーより安い)を捕まえて空港まで行く事にした。
エアラインはどこだ?とドライバーに聞かれ、HERTZレンタカーに行きたいと言うと、ちょっと怪訝な顔をしながら本来は出来ないリクエストに応えてくれた。
みなけっこう親切だ。アメリカ人も捨てたモンじゃない。
結局、HERTZの営業所で事情を話すと、9月からマイアミ港では営業を止めたそうだ。予約が8月だったので日本でも知らなかったのだろうとの事。文句を言っても始まらない、どうせ自分の責任じゃないと言うだけだ。
あとでクレームレターで処理するとして、今はとにかく車を借りる事のほうが先決だ。幸い予約自体は生きていたので、再度希望車種等を告げる事無く手続きは直ぐ終わった。
やっと出発だ。車はFORDトーラス。いつものコラムシフトのヤツだった。
時間を大幅にロスした為、エバーグレイス国立公園へ行くのを止めて、一気に半島の西側を北上する事にした。
まずI-75で西側へ横断。湿原地帯を真っ直ぐに伸びるシーニックルートでもある。快適コースだが有料道路なのが玉にキズ。フロリダは有料道路ばかりだ。
途中、Ft.マイヤース付近で一般道へ降りて海岸線を走ってみる。ボカグランデという案内標識を見つけ、聞き覚えのある名前なので良いところだろうと標識を追いかけていくと完全に道に迷ってしまった。
走っていてどうも違和感を感じていた。北上していれば午後の影は右側に落ちる。ところが影が左側に出るから違和感があったのだ。なんたるドジ!目的地と反対方向に向っていた。
景色もよくなり期待感が高まっていたのだが、Uターンするしかない。最近はナビをカミサンにまかせにして自分では地図を見ない癖がついていた。あーマイッタ!!
マイアミで時間を浪費してここでまた無駄にしてしまった為、海岸沿いの一般道を諦め、再度I-75でスピードアップを図るべく北上しだした。
さて、今夜の宿だが、事前に入手した我が家の必需品であるクーポンブックを睨み、$40~50台の宿を探す。当初はタンパを宿泊地に考えていたが、翌日の観光を考えるとどうも隣町のSt.ピーターズバーグの方が良さそうだ。宿代の相場はやや高めになるが、宿の密集するトレジャーアイランドならこのクーポンブックにも沢山載っているので選択肢も広がる。

タンパ付近になった時には既に6時近かった。St.ピーターズバーグへの分岐で有料の橋を渡る。7マイルブリッジ並の長くて景色の良い橋だ。
橋を越えると直ぐ目的地のトレジャーアイランドだった。この島は細長い半島状になっていて、丁度マイアミビーチのような感じだ。
目抜き通りのGULF Dr.の両脇には、リゾートホテルに混じってクーポンブックに載っているモーテルクラスも軒を連ねる。
なかなか値段と外観のマッチする宿にめぐり合わず、結局半島のかなり先端側のベストウエスタン($59)に決めた。
部屋を確保したら、腹ごしらえだ。車で少し流して見つけたビーチレストランで夕食。その後暗くなったビーチを散歩して宿に戻った。
今日は最初からつまずきっ放しの1日だった。グッタリして床につく。明日からはオーランド、無事に何事もなく過ごせますように・・・


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04.Cococay → Maimi [:: バハマ&フロリダドライブ]

4日目:9/5

またもや5時過ぎに目が覚める。外の波を見ると速度が落ちているので停泊地が近いとわかった。
シャワーを浴びて、今日こそはメインダイニングでの朝食を採るべく早めに部屋を出よう。
船内新聞によると今朝の朝食は最初のディナーと同じダイニングを使うとある。昨日は何故か閉じていたメインダイニングだが、今日はしっかりオープンしていた。
席は自由かと思ったが、ひと塊にしてサービスしようという魂胆らしく奥から詰め込みで座らされた。
ディナーと同じくいくつかの基本メニューからチョイスする。今日の気分はオムレツだ(?)
朝食が済んだが、ココケイ上陸まではまだ時間がある。天気を見がてら甲板に上がってみよう。
天気はナントもいえない感じ。かなり雲があるが太陽が透けては見えた。
上陸地のココケイは船から1Kmほど離れている。まったく高低差の無い緑の島が彼方に見えた。港が無いココケイへはテンダーボードに乗って上陸するらしい。
ところで、ココケイと聞いて知ってる人はあまりいないはず。マジェスティの船会社であるロイヤルカリビアン社所有のプライベートアイランドなのだそうだ。
なので、島にはな~んにも無い。お土産屋と昼食用のバフェと各種アクティビティの小屋があるだけ。
事前にそのアクティビティの参加申し込み書を出すのだが、どうせ行けば何か(ジェットスキーやカヌー)を借りれるだろうとタカをくくって何も参加申し込みをしていなかった。
甲板で景色を眺めているとポツポツと冷たい水が額に落ちた。あちゃ~、雨だ。最悪。
こちらの雨はこのポツポツがあっという間にザーザー降りに変わる。急いで船内に戻り、雨が上がるのと上陸許可が出るのを待った。
しばらくするとアナウンスがあり、上陸は天候回復を待つとの事。既に10時近くになり売店などが開きだしたので買い物で時間潰し。

結局、天気が回復して上陸船に乗ったのは11時を過ぎていた。
上陸後、まずはビーチ探しだ。島なので四方がビーチかと思いきや、かなりの範囲が岩場で、泳げるビーチとなるとある程度限られていた。
入り江のビーチは人気が高いので、少しはずれのひと気の無いところのビーチチェアを広げて横たわった。
しかし暑い。朝の大雨は一体何だったのかと思われるほどの日差しだ。

ところで、上陸してから何をしようか決めようと思っていたが、全てのアクティビティはツアーになっていて、ジェットスキーにしてもカヌーにしても勝手に借りて遊ぶ事はできなかった。
しかたなく午前中はここで過ごして、昼食を採ってからは入り江のビーチへ移動。遠浅の海でプカプカと小一時間ボケた後、3時過ぎに船に戻った。

部屋でシャワーを浴びて、夕食までまたもやカジノ。しかし1時間ほどやったが±0で夕食に行く。
テーブルには若い夫婦が既に席に着いていた。昨日はどうしたの?と言われ、アトランティスのカジノでヒートしていたと答えると、みんなでそうじゃないかと話していたわよと笑われた。
その後全員が揃い、各自に昨日はどうした?と聞かれその返答に苦労した。
今夜が最後のディナーだ。このメンバーともお別れだ。各自がカメラを持って来ていて皆で撮りあった。
楽しい食事も終わり、皆にお礼とお別れを言って、またまたカジノへ。

しかし今までのツキもそう続かず、結局今回のクルーズ&ナッソーでの収支は僅か200ほどとなった。
カミサンも最後に持ち直したものの200近く負けたそうだ。夫婦で±0と云う結果だ。
まだこの後ベガスが待っている。前哨戦としてはまずまずと思っておこう。
明日、目が覚めた頃にはもうマイアミだ。その後オーランドまでのドライブもある。恒例の夜食バフェもほどほどにして就寝とした。


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03.Nassau → Cococay [:: バハマ&フロリダドライブ]

3日目:9/4

何故か早朝5時ごろに目が覚めた。まったく揺れないメガシップだったが、何やらガタガタと揺れ出したからだ。
カーテンを開け、丸窓から外を見るとまだ真っ暗だったが、部屋の明りで見える波で速度が落ちてる事が判った。
ナッソーは直ぐそこなのだろうか・・・・またウトウトと眠りに付く。

次に目が覚めたのは7時。開けっ放しだったカーテンから外の明るさが差し込んでいた。
外を見ると、ナント真横に巨大な船が停泊している。既にナッソーの港に接岸していたのだ。それにしても隣の船も大きい。
よく見ると、やはりマイアミ港に停泊していた船だ。カーニバルプライドという船名が見えた。
シャワーを浴び、ナッソーへ降りる準備をして朝食へ行く。船内新聞によると今日の朝食はMIKADOというダイニングだ。
ところが9時半までやっているはずのそのダイニングは閉まっている。他の客も怪訝な顔をしてUターンして行く。
仕方ない、夜食を食べた最上階にあるバフェで、いつものアメリカンフードを食べた。上へ上がって気が付いたが、船はもう1隻停泊していた。このマジェスティを挟んで両脇に先ほどのカーニバル・プライドと同じ船会社のメガシップが停まっていた。
その船の向こうにはナッソーの町が広がっている。ここから見た感じでは大きな建物はほとんど無い。遠くにアトランティスとおぼしき巨大な建物があるだけだ。
下船開始時間となり、我々も船を降りる。最初の目的地はメガリゾートのアトランティス。ラスベガスのカジノホテルも真っ青という巨大さとアトラクション、そしてカジノを楽しみたい。
船を降りて港を出ると“タクシー?”の掛け声があっちこっちから聞こえる。目があったアンチャンにアトランティスに行きたいと伝えると、こっちだと言って建物の外へ出た。すると既に待っていた他の客もゾロゾロと付いて行く。乗合いタクシーなのだ。
ここナッソーにはいわゆる普通のタクシーは無く、メーターの無い固定(交渉?)料金で観光客の行くめぼしい所を往復している。
ターミナルビル(実際はそういう機能はなくただのお土産屋の建物)を出るとウジャウジャと現地人と観光客がたむろしている。
バハミアンヘアーを編んでもらっている人やツアーの交渉や待ち合わせなど、日差しの強さと相まって、まるでメキシコのティファナのようなごった返した感じだ。
タクシーは全てが1ボックスのワゴン車だ。車種はマチマチで、日本車のハイエースもあればアストロバンもあった。
タクシーに乗り込み、アトランティスのあるパラダイスアイランドへ向う。途中の景色はブッロク造りの古い住宅や廃屋が目立つ。といってもその多くが空き地なので、やはりメキシコで見たような風景だ。
大きな有料橋を渡ると直ぐ目の前に薄茶色のアトランティスが見えた。茶系の外壁が新しいタワーで旧館はピンクがかっている。
エントランスで降ろされ、$4/人を支払う。満員だったのでこの値段だが、1組だったりすると値段も変わる。
アトランティスのロビーはその知名度と比べてどうって事のない造り。それほど広く無いし、レセプションカウンターも長く無い。同じ3000室オーバーのベガスのホテルとは随分違う。
カジノのサインを見つけ案内通りに進むと、ブティックが並ぶショップゾーンを抜け大きなガラスのオブジェの向こうにカジノはあった。
しかし、活気がまったく無い。時間は10時前だったが、それにしても客がまったくいない。虚しくマシンの明りと効果音がカジノがオープンしているのを教えてくれている程度だった。
リゾート地だとこんなものなのだろうか、やはりベガスとは違うもんだ。
カジノもベガスの同クラスのホテルと比べると小さい。ざ~っと見渡すと、$100の高額マシンが他のマシンと同じように置かれていた。マシンの数はそれなりにあるようだ。
スロットプレーヤーのカミサンはさっそく物色開始。何か台を見つけて、面白そうといって20ドル札を機械に滑らせていた。
私はテーブルゲームの島を探索。まだどの台もオープンしていない。仕方ないのでカミサンを適当に切り上げさせてホテルの先へ進む事にした。
カジノの先には2層吹き抜けのカフェとその周りをグルッと囲むように巨大な水槽の壁がある。水深は6~7mでなかなか立派なアクアリウムだ。
水槽内には大小様々な魚が泳いでいたが、驚いたのはマンタが居た事。あれだけ巨大な水槽でもまだ手狭な感じのマンタだったが、サービス精神旺盛なのかグルグルと客の前を大きな羽を揺らがして泳いでいた。
続いて建物の外に出る。丁度2つのタワーを連結するブリッジの下を出て噴水のコンコースを歩く。真っ直ぐ伸びるそのコンコースの先にはプールがあり更にその先はビーチへと伸びている。
噴水の他にはいくつもの屋外水槽(池)もあり、サメやエイが泳いでいるのが目前で見れる。海底に沈んだ都市アトランティスの名前通りの演出だ。
この後ビーチを散策し、更に別の屋外水槽(池)でハンマーヘッドシャークなどを見て再度カジノへ。
さすがに客も増え、テーブルゲームもいくつか開帳しだしたが、イマイチ活気無し。$15のBJ台を見つけ唯一開いている席へ座った。
100ドルをチップに変える。特に波も無いながら1時間くらいで-50くらいまで沈む。そろそろ昼飯時だと云う事もあり、昨晩勝った分は消えてもいいやと思い、残りを全部ベットして帰り支度で席を立つ。
すると私の手は13ながらディーラーがバストして勝った。元手になったわけだが、何となくそのまま100ドルBET。既に負けていいと思っていたので特に気にもならない。
スタンドのままプレーすると、なんとダブル手の11。ディーラーのUPは6。つい財布から100ドル札を出してしまう。
GOOD LUCKの声と共に配られたカードは6!。はぁ~。なんてこった。
ところがディーラーは6+T+Tでバスト。どうにか勝ってカジノを跡にした。
(ちなみにクルーズ、アトランティス共に6デックはS17 Hitの3 to 2だった。シングルデックはベガスのパークプレース系と同じ)
車寄せに行くと他の客が例の乗合いタクシーに乗ろうとしていたので、我々も駈寄って飛び乗った。来た道と同じルートを戻り港近くで降ろされる。やはり1人当たり4ドルだった。
さて、どこへ行こう。とりあえず腹ごしらえが先だがまったく情報が無い。町をぶらつきながらレストランを物色してると、コンクフリッターという店を見つけた。
そういえば、バハマ名物にコンク貝があると何かで読んだ。こりゃ丁度いいやとさっそく店に入り席に付く。メニューからコンクチャウダーとコンクバーガーをチョイス。
う~ん。。。不味くは無いが美味くも無い。その割には値段が高い。2人で飲み物も頼んで40ドル超って日本以上に物価が高いってこと?
この値段とってたら、従業員は日本車買ってもっと良い服着れるんじゃないの?
食後、再度町をぶらつきながら、TaxFreeなんだから時計でも買おうかなといろいろ見るが、どうもそんな安い感じがしない。ブライトリングかコラム辺りを狙っていたが、同じ正規代理店じゃないのなら日本のディスカウント店のほうが安いかもしれない。もっとも価格を調べて来たわけじゃないので定かではないのだが。
時計は諦めて、もう少し町を散策しようと店を出たら、あっと言う間も無く間髪入れずにスコールだ!!
これが半端な雨じゃない。バケツをひっくり返したなんて形容詞じゃ足りないくらいの大雨!
しかし現地の人は気にする様子もなくアーケードの屋根の下で雨宿りをしている。慌てているのはレンタバイクを借りた観光客だけだ。
我々も現地人にならってジックリ雨宿りを決め込む。僅か15分ほどで小降りに変わったので小走りで適当な店を冷やかしながら時間を潰した。
だが、この町は時間を潰すなんてほど見るものも見る店も無い。少し外れれば名所旧跡風なものはあるがタクシーが例の調子なもんだから帰りの足を考えるととても行けない。
早めに船に戻って今夜のフォーマルナイトの準備をするか、それともアトランティスに戻ってもう一勝負するか・・・・
カミサンと意見が合ってアトランティス行きに決定!
そうと決まればタクシーだ。だがこちらからタクシーを捜す必要は無い。常にあっちこっちで“タクシー乗らんかね~”と声がかかるからだ。
再度同じ道を通ってアトランティスへ。さすがに夕方近くになりカジノは活気があった。やっぱりカジノはこうでなくっちゃ。
カミサンはスロットマシンへ。私はクルーズ船から好調なBJへ。
開いていたのは$25台の真ん中。Max500なので周りも高額は賭けていない。勝ち分の300ドルをチップにして25ドルから開始した。
幸運が残るはずのBJだったのに、今回は連敗が多い。1勝して3連敗とかそんな感じ。
あっという間に残り100になったのでこの台は退散を決め込む。しばらくテーブルの島をウロウロしてたら$10台が開いたので滑り込む。
3rdベースでしかも隣はボブサップクラスの巨体なもんだから、まるで乞食のように小さくなってプレーする。
しかし勝負に環境は関係ない、いや苦境に対する神様のお情けか、当初通りの好調の波が戻って来た。今度は3勝して1敗くらいのペース。
しかも気持ちのいいのが、15、16のHitでもバスト率が低い事と勝つ時の手がディーラーより1つ上の数字だという事。
(調子の悪い時はH20でもディーラーのバストでしか勝てない)
資金も回収できたので、今度は以前から考えていたベットコントロールを試して見る。
まず18単位を3山に分ける。1つ目の山は1-1-1の3単位。2つ目の山は2-2-2の6単位。3つ目が3-3-3の9単位だ。
最初のベット額は1山目の1単位BET。この山で1勝2敗以下の成績の場合、2山目のBET額に移る。同じく1勝2敗以下だったら3山目のBET額へ移る。
つまり最悪の9連敗だと18単位の損失だが、最初3連敗しても2山目で2勝出来ればトータル2勝4敗でも損失は1単位で済むのだ。
前回のベガスでは、最悪の18単位損失が怖くてついつい挫折したが、今回はベガスの前哨戦であるし既に勝ったアブク銭であったのでキッチリやってみた。
これがけっこうハマルというかそもそも好調だからなのか、小一時間でバンクロールは2倍に達した。
ここで勝ち逃げが肝要。コンプの呪縛がないのでとっと止める。結果、300ドルほどの勝ちとなってカミサンと合流。その後よせばいいのにスロットで100ほど溶かしたが、気分よく船へと戻った。
船では既にディナーが始まっていた。今から行っても30分ほどしか居られないのでメインダイニングのディナーは諦める。ドレスを用意してきたカミサンはちょっと残念そう。
バフェで軽くつまんで、その後は船内カジノへ。ここでもまぁまぁ好調で更に100ドルほど増やして部屋に戻った。
今日の成績は+400ほど。丁度次の寄港地ココケイへ向けて出航する汽笛の音を聞きながら眠りに付いた。


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01-02.Miami → Nassau [:: バハマ&フロリダドライブ]

1日目:9/2

夕方、マイアミ空港に到着。マイアミは2回目だ。いつもなら空港でレンタカーなのだが、今回は翌日にカリブ海クルーズなので、めずらしくタクシーにてマイアミベイサイドのハワードジョンソンホテルへ向かった。
ホテルチェックイン後、夕食がてら散歩に出る。10分ほど歩いたところにあるベイサイドマーケットプレイスで夕食を済ませ、明日に備えて早めに寝た。

2日目:9/3

7時頃に目が覚める。窓の外を見ると朝日が東から射していた。
昨日は気付かなかったが、遥か前方にはメガシップが停泊している。我々の乗るマジェスティ号だろうか。
身支度を整え荷物を持ってロビーへ降りる。ここでチョットしたチョンボをしてしまう。乗船してから気付くのだが、一歩間違えれば大変なとこだった。
チェックアウトをしようとしたら、ポーターのオッチャンがクルーズか?と聞くのでそうだと応えると、11時に荷物を乗船する船に持っていくというニュアンス(実は凄いスペイン訛りでよく聴き取れなない)。
そんなサービスがあるとはさすが港近くのホテルだと感心して、言われるままに荷物を預けた。マジェスティのバゲージタグを見せて、我々の船はこれだ、部屋番号も書いてあると告げると、それは素晴らしいとオッチャンはのたまった。この応答で怪しいと気付くべきだった。。。。
身軽になって喜んだ我々は、タクシーを呼んでもらい一路マイアミビーチへ。一路と行ってもわずかタクシー代10数ドルの近さなのだが。
アールデコ地区で降ろしてもらい、まずはビーチを散策。白い砂浜に陽が照り返して痛いくらいに暑い。
まだ9時過ぎだというのに・・・・
あまりの暑さに汗がドッと噴出す。しばらく歩いて見かけたスタバへ避難。その後アールデコ地区やリンカーンモールなどを散策して11時半ころにビーチ近くのCafeで昼食。しかし美味く無い。というか不味い。この辺りの店はもともと夜に賑わうのだから致し方無いのだろうか。
12時過ぎにタクシーを捕まえて“Port Of Miami”と告げるが伝わらない。クルーズポートか?と返されたので、船名を言うと判った!と言って車を走らせた。
なんの事は無い、ホテルの窓から見えた船が我々の乗るMajesty Of The Seasだった。
乗船場所に行くと、既に多くの人がバゲッジチェックインをしていた。荷物を持たない我々はそのままスルーしてターミナル内へ進む。
ターミナル建物が邪魔をして船の全貌が見えない。一体どのくらいの大きさなのだろう?
ほどなく行くとセキュリティチェック、続いて乗船手続きだ。かなりの行列だった。まるで午前中のエコノミーのチェックインカウンター並だ。
チェックインではパスポートを預ける。これは最終日まで保管されてしまうそうだ。もし何かあったらどうやって身分を証明するのだろう?
部屋のキーを兼ねたSea Passというカードを渡された。これが船内外で財布代わりになる。その気になれば現金は一切必要ない生活も可能だ。
チェックインも終わり、いよいよ乗船だ。
乗り口への通路で身分照合の為の写真を撮る。今後は下船乗船の度にカードを機械に挿すと顔写真が係りに判る仕組みらしい。記念写真かと勘違いしてみだしなみを整えている人も沢山居た。
先へ進むとガラス張りのブリッジ。ここに出て初めて船の全体が見えた。で・でかい!!
飛鳥の何倍はあろうかという白い物体だ。もはやビルと言っていい。
前の人達の後をついて船内へ入ると、そこはウエルカムムード一色のロビーだ。シャンパンをもらい皆思い思いに雰囲気に浸っていた。
さて、我々はそうのんびりしていられない。2時から日本人ガイドによる船内レクチャーがあるのだ。
クルーズ初心者にとっては外せない大事な行事だ。
とりあえず部屋に行ってみよう。我々の部屋は2Deckの窓側、2050号室。窓のある部屋の中で一番安い部屋なので、ほとんど一番下の階と言っていい。
EVを降りて部屋を探すと、割合EV近くの位置だった。船先よりの進行方向右側だ。
窓は勿論丸窓。高い部屋は四角かったりバルコニー付きの立派なものなのに。
大きさは11.3㎡と記載されている。約10畳くらいの空間にベッドが2つ並んでいてそれが部屋の大半を占める感じの狭さだ。
それでもベッドに横たわると圧迫感は特に無い。その他にドレッサー兼ライティングデスクとクローゼットがある。
トイレとシャワーは一体のユニット式。飛行機のトイレよりやや広い程度だ。
2時になったので、指定された日本人ガイド説明会へ行く。チェックインの行列で見る限りけっこう日本人も居たようなのでちょっと楽しみだ。
4階に上がって指定場所を探すと、プラカードを持った女性が声を掛けて来た。私の名前を呼びながら。一瞬、我々だけが時間を間違えたので名前を知ってるのかとギクッとした。
ところが、その説明会は我々だけだったのだ。何でも旅行会社のツアーやロイヤルカリビアン直で来る人は対象外なのだそうだ。
つまり個人旅行で総代理店であるミキツーリスト経由の客は我々だけって事だ。
いろいろ船内の説明と案内をしてもらったが、とにかく広くてテンコモリの行事やサービスなので、1回聞いたくらいじゃ覚えられない。じっくり船内案内書を読む必要がありそうだ。
最後にソファへ座りこんで雑談になったところで、例の荷物の事を聞いてみた。
かくかくしかじかなんだが、どうやって荷物が着いたかどうか確認するの?と。
彼女はキョトンとして、そんなサービスをしているホテルは知らないと言い、もしかしたら荷物はまだホテルにあるのじゃないかと言う。
げげ~っ!そりゃ大変だ。頭からサーッと血の気が引くのが判った。さっそくホテルの電話番号を言うと彼女が掛けてくれた。結果、荷物はしっかりホテルにあるとの事。ゲッ!
タクシーで取りに行くと言うと、優しくも彼女が送ってくれるという。天の助けとばかり恐縮しつつ同乗させていただいて、事無く荷物のチェックインが出来た。
アメリカナイズされた現地係員だと業務外だと我関せずなのだろうに親切な人で良かった。
これでやっと本当にクルーズが始まる。
まず、4時半に救命胴衣着用の避難訓練があった。胴衣に記載された番号別に集合場所が異なる。そして点呼。絶対全員参加なのだ。
ところが激しいスコールの為、集合場所はごった返しで何が何やら判らぬままいつのまにか終了。流れ解散で部屋に戻る。
気になる夕食は6時。2つのダイニングを使って2回転させる。我々は1stシーティングだったので、そそくさと着替える。
今夜はカジュアルナイトなのだが、さすがに短パンTシャツって訳にはいかない。
6時に部屋を出てダイニングに行き、席を案内されると既に円卓には我々以外の6人が揃っていた。
みな夫婦での参加で、1組はオハイオから来た若い夫婦で奥さんはうちのカミサンを倍にしたくらいの立派な体格。NYCからの夫婦は旦那がブルースウィリスそっくり!そしてDCから来た夫婦は旦那が白人で奥さんが黒人。今後の夕食はこのメンバーと同席になる。
メニューはいくつか選べるようになっていたので適当に頼んだ。最後にデザートメニューが出てきて、記載されていたカプチーノを頼んだら、これは別料金だった。特に書いてなかったのに・・・・
同席のメンバーは皆よくしゃべり、そしてとてもフレンドリーだった。しかし、旅行者英語ならなんとかなっても、コミュニケーションとなるとムツカシイ。
これは次回クルーズの機会があるまでに是が非でも英会話を上達させねばなるまい。
食事も終わり、いざカジノへ。既にテーブルゲームは満席に近い。
ざっと見ると、BJ台が5~6台。Min$10が主なようだ。カリビアンスタッドを含めポーカー台が4台。Min$5のルーレットが2台。ミニバカラが1台。クラップスが2台。
マシン系はけっこうあるが、ほとんどが¢25デノミでベガスに比べると古い機種が多い。プログレッシブもあったが、ハウスプログレッシブなので積み立て額は大した事はない。
で、初日の戦績だが、短い時間しかやらなかった事もありBJで約100、スロットで100ほど勝って終了。
気分よく深夜のバフェイで夜食をつまんで就寝となった。
明日はいよいよナッソー、バハマに到着だ。


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