SSブログ
:: ロッキーMt.周遊ドライブ ブログトップ

09-13.Yellow Stone ~Las Vegas [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

9日目:5/2

イエローストーンから一路Salt Lake Cityまで走る。ひたすら走る。
夕方、空港近くの宿にチェックイン。実質、これでロッキー周遊ドライブは終わりだ。明日はレンタカー返却後、空路でラスベガス入り。

10~13日目:5/3~5/6

前回に引き続きホテルはスターダスト。
部屋は一応スイートだった。

で、終わり。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

08.Yellow Stone National Park [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

8日目:5/1

カミサンに起こされ時計を見ると7時。天気は?と聞くと雨は上がっているとカミサン。
カーテンを開けると確かに雨は止んでいる。しかも随分前に止んだようで道路などが乾いていた。
空を見るとこの町の周辺はどんより曇り空だが、東の山は雲の切れ間から射した光に照らされている。遠く国立公園方向も同じようだ。
これはもしかして?・・・・と天気予報を点けると、淡い期待は脆くも崩れる。しっかり雪マークだ。トホホ・・・・
ダメならダメで仕方ない、とりあえず雨や雪でも見れるところは見ておこう。それも無理そうなら諦めて迂回してSalt Lake Cityに戻るしかない。
そう覚悟を決めて車に乗り込む。公園ゲートは直ぐだ。昨日のレシートを見せてゲート通過。朝8時だと観光客はほとんどいないようで、ゲートを通る車は皆公園関係者のようだった。

昨日は景色もクソもないと思った
マンモススプリングスまでのルートも今日はしっかり見れる。心なしか空も明るくなって来た感じがする。
マンモススプリングスではビジターセンターで再度園内のロードコンディションを確認。やっぱり昨日と同じだ。通れる道路はマンモススプリングス~タワールーズベルトまでとマンモススプリングス~マディソン~オールドフェイスフル間だけだ。
まずはイエローストーンの中でも割合人気の少ない
タワールーズベルトへ行くとしよう。ここは温泉や間欠泉が目玉のイエローストーンにあって、特に温熱現象があるわけでもないので個人的には特に期待していなかった。

タワールーズベルトまでは約1時間。針葉樹の山間を縫うように走り進んで行くと、昨夜の雪が道路に残っていてけっこうなスリルドライブだ。“バッファローが居るよ”“あ、鹿だ”などと騒ぐカミサンを尻目にこっちは運転に必死だった。ところが、にわかに空が好転しだした。厚い雲は切れ切れになり陽光が辺りの草原を照らし出す。
30分もすると眩しいくらいの快晴となった。な・なんなんだこれは・・・・
嬉しい誤算だ。道路のアスファルトからは湯気が立ち、雪も直ぐに溶けるに違いない。そうなると現金なもので俄然元気が出て来た。雪道も怖くない。

あっ!というカミサンの声に左を向くと、そこにはバッファローのデカイ顔があった。びっくりしてスピンしそうになったくらい直ぐ横の道路脇に立っていた。
ノソノソと何事も無かったかの如くバッファローは停まった私の車の横を過ぎていく。なんだか凄いことになって来た。
その先へ向うと、今度は前方に数匹の犬のような動物が道路にたたずんでいる。速度を落として近づいたのだがサッと森の中へ逃げていった。オオカミか?嫌、違うコヨーテだ。公園の案内書にあるイラストで判った。コヨーテなんて人前にはまず出てこないだろう。早朝のしかもシーズンオフだからこそかもしれない。
続いてプレイリーそっくりのイエローなんとかマーモットに遭遇。やはり案内書のイラストで知る。この後もミュール鹿やプロングホーンも間近で見れた。
タワールーズベルトのビレッジは完全にクローズだった。しかもこのちょっと先にあるTower Fallも道路が閉鎖され行けない。ここの収穫は動物だけとなった。


1時間も立ち完全にドライとなった道を戻りマンモススプリングスに再度到着。温泉水に混じった石灰で出来た巨大なテラス周辺のトレイルを歩く。昨日は悪天候ながら潤沢に溢れていた温泉が今はまったく出ていない。雪の影響なのか間欠泉と同じく周期性のものなのか判らないが写真をとっても何かサマにならなかった。
続いて公園の中間付近にあたる
キャニオンビレッジへと向う。ここは名前の通りの峡谷といくつかの滝が目玉だ。しかし見れたのはUpper Fallsだけで後はとてもじゃないが雪でトレイルを歩けなかった。残念。つくずくシーズンオフなのが悔やまれる。
Upper Fallsの駐車場で久しぶりに日本人に出会った。イエローストーンだけの為にGWを使って来たそうだ。ここはそれだけ価値のある証なのかもしれない。


時間があっと云う間に過ぎる。既に12時を回っていた。腹も減ったしオールドフェイスフルにはいくつもの見るべきポイントが残っている、先を急ごう。
間欠泉の最初はNorris Geyser Basin。トレイルを小一時間歩いたが噴いたところを見れたのは1個だけ。間欠泉はそれぞれ独自の周期で噴出するのでなかなかお目にかかることが出来ないのだ。

やはり完全なる噴出を見る為にはオールドフェイスフルゲイザーしかあるまい。なんと65分周期でほとんど正確に噴くというのだから誰でも見ることができる。
そしてシーズンオフの園内で食事が出来そうなのもオールドフェスフルのビレッジぐらいなので途中のポイントは後回しにしてオールドフェイスフルを目指す。
途中、道路工事で片側通行且つダートとなり相当時間をロスして
オールドフェイスフルに着いた時は3時近くになっていた。更に食事できる場所が無い。シーズンオフのつらいところだ。
しかたないのでゼネラルストアでサンドイッチを買いピクニックテーブルで食す。天気は良いので気分は悪く無い。
腹も満ちたところでお目当ての間欠泉だ。ヴィジターセンターで噴出時間を調べると、次回は3時34分と記してある。このエリアの他の間欠泉はとんでもなく明後日な時間なので見れるのはこれだけだ。
適当に時間を潰して目当ての場所に行く。そこは間欠泉を中心にベンチが円周上に設置されていて既にけっこうな人が座って場所取りをしていた。
さあ、いよいよ予定の時間だ。名前の通り正確に噴出してくれるのだろうか?しかし34分の予定が45分になってやっと始まった。気が遠くなる太古から始まった時間に比べれば10分くらいは誤差にもならないか・・・
で、その噴出振りはというとなかなか見事なパフォーマンスで、約4分間ほど高い時は30~40mくらいの水しぶきを上げ続けた。この高さもその時々で異なるそうなのでもっと高く上がるのを見た人はラッキーだろう。
その他のゲイザーもトレイルを歩いてひとしきり見た。中には常に噴出している間欠泉もあり、綺麗な色をしたPoolと呼ばれる温泉池もあり、とにかく歩いてみる事が肝心だ。


最後に途中飛ばした間欠泉群を同じようにトレイルを歩きながら堪能。日が長いので目一杯観光できるのは幸いだ。又、オールドフェイスフル~マディソン間もバッファローやミュール鹿に接近遭遇できる。トレイルを歩いている時にバッファローに行く手を阻まれた事もあったほど。
ちなみに、公園内の注意事項にバッファローには90m以内に近寄ってはならないという決まりがある。
今日の宿泊地はWestゲート側にあるWest Yellow Stoneという町。クーポンが使えるSuper8Motelがあったので42ドルで宿泊。ちょっと町から離れるが、この町の宿はみな高級志向なので致し方ない。夕飯をホリデーイン内のレストランで採り、今日の好天に感謝して寝ることにする。


走行距離:188マイル

-地図-


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

07.Gillette ~ Gardiner [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

7日目:4/30

7時半起床。ちょいと寝坊した。天気予報は雨!ここだけではない今日の目的地モンタナ州も雨。しかもYellow Stoneは雪。
何か憂鬱になって来た。今日はほとんどが移動だけなのでまだいい。しかし明日もダメらしいのだ。
Motel 6は朝飯が無いので(最近の新設Motel 6は冷蔵庫も電子レンジもない)のでとっとと出発だ。
今日もI-90のお世話になる。小雨の中、この6日間ず~っと見続けて来た牧草地帯を今日もひた走った。
モンタナ州に入り最初の大きな都市、Billingsで昼食タイム。その後、町のインフォメーションに寄ってYellow Stoneの道路状況を確認する。
実は事前の調べでEastとNorthEastゲートは閉鎖という情報だった。ところが、こっちで購入したワイオミングの地図にはアプローチ予定のNorthゲートも4月中は閉鎖と書いてあったのだ。
更に訳が分からなくなったのは、ガイドブックには年中オープンなのはNorthEastゲートだと書いてあった事。そこでNorthゲートで行くかNorthEastゲートで行くかをちゃんと確認しておこうと思った次第。
インフォメーションセンターのおばちゃんは優しく教えてくれた。“バカね、NorthEastは他とは標高が全然違うのよ。行けるわけないじゃない。行くならNorthゲートよ!”ってね。
なるほど簡単明瞭分かり易い。では当初の計画通りこのままLivingston経由でNorthゲートからアプローチだ。
再度I-90に乗り約2時間弱でLivingstonに到着。ここからは一般道のUS89で公園ゲートまで1時間、夕方4時にはYellow Stone 国立公園ゲートに着いた。

天候は?勿論雨!そんな中、公園内を通過してアイダホ州側のWest Yellow Stoneという町まで行こうと思っていた。
ゲートで入園料$20を払い、一応園内のロードコンディションとアイダホ側のWestゲートのオープンを確認。園内は予想通り約半分しかオープンしていなかった。
Northゲートから最初のビレッジであるマンモススプリングスまではイエローストーン川と並走しながらのシーニックルートなのだが、いかんせんこの雨。しかも靄に霞んだ状態では景色もクソもない。
ゲートをくぐってから30分でマンモススプリングスに到着。標高が高い(イエローストーン公園内はどこも2000m以上)ので雨から雪に変わっていたが構わずに進む。
名物の石灰で出来た広大なテラスも横目に上を目指した。ところが、雪は吹雪となり空は暗くなり交通量も無くなったところで前進を諦める。
適当なところでUターンをして今来た道を戻った。4WDでもないこの車では、とてもじゃないが吹雪の夜間に山岳ドライブは無理なのだ。
結局、ゲート近くのGardinerという町で泊まる事にした。来る時に目に付いたMotel 6が45ドルだったので昨夜に引き続きお世話になる。
この天気じゃ食事に出る気にもならず、有るもので簡単に済ませていつものように即就寝なのだが、その前に明日の天気を確認しておこう。
しかし、この天候が示すようにイエローストーン周辺はしっかりSNOWのマークが!ああ、もうフテ寝しかない。


走行距離:422マイル

-地図-


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

06.Rapid City ~ Gillette [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

6日目:4/29

朝8時半起床。カーテンを開けると朝日が射し込んで来た。今日も快晴のようだ。
1階の居間に降りてソファに腰掛けしばしボケる。ほどなくKumikoさんが朝食の用意をしてくれたので美味しく戴く。
なんともすがすがしい朝だ。食後のコーヒーもほどほどにして近所の散歩に繰り出すことにした。

このB&B周辺の住宅街はダウンタウンの直ぐ隣ながら、整備された街路樹と古い住宅が並ぶ閑静なエリアだ。
こんな所なら住んでも良いかなとふと考えるが、冬の寒さを考えたらやっぱり無理だと頭を横に振る。

今日の目的はDevils Towerだけで後は特に無い。カミサンが昨日行ってみたいと言っていたベァーカントリーという動物園もどきのアトラクションがあるので、11時頃になって行ってみることにした。
ところがシーズン前らしくクローズだったので、昨日のダートで汚れた車体を洗う事にした。さすがに安いこちらの洗車場でもタイヤハウス内の泥を落とすのに相当のコインを要した。
再度B&Bに戻ると、Kumikoさんの案内でノルウエーから建物ごと移設したという一風変わった教会に行く事に。
Rapid Cityの広大な市民公園の直ぐ近くにそれは在った。屋根瓦まで木造のこじんまりとした建物だ。様式がどことなくバイキングの海賊船に似ていて、なるほど北欧様式なのかと感心した。
帰りがてらKumikoさん御用達のアイスクリーム屋で夫婦揃ってアイスをご馳走になる。本当に何から何までお世話になってしまった。


さて、名残り惜しいがいよいよ出発だ。チェックアウトを済ませKumikoさんと愛犬Manaに再会を約束してRapid Cityを跡にした。
Devils Tower National Monumentまでは、I-90WestでSundanceまで行き一般道US14に乗り換える。ワイオミング州に入り、既に見慣れた牧草地帯をしばらく走ると遥か前方に異様なタワーが見えて来た。

やや山間(やまあい)とは云えその突出した高さは嫌でも目に付く。Rapid
Cutyから約1時間で公園ゲートに到着。時間が遅いこともあるがオフシーズンであるので何となく寂しい雰囲気。

実際、駐車場にも数台しか車が停まっていなかった。タワーの周りを一周するトレイルを歩きそそくさと退散。確かに凄いモニュメントなのだがこの寂しさが足を急がせた。
今日の宿泊地だが、当初予定のサウスダコタのDeadwoodは既に予定変更で一昨日に行ってしまっている。そこでYellow
Stone NPに近いワイオミング州のSheridanを一応目的地とした。
再度I-90Westに乗り走り出すが、距離的にどうもSheridanは無理そうだ。疲れもあるのでその手前のGelletteという小さな町で宿を探す。

モーテルの数は十分ありそうだが、どうも小奇麗なところが見つからない。町のはずれまで走るといくつかチェーンモーテルの看板を発見。どこでも良かったが格安のMotel 6があったので荷を解く事にした。
夕食を町の中心まで戻り地元民用のダイナーで済ませ、後はいつもの通りとっと寝た。

走行距離:183マイル

-地図-


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

05.Deadwood ~ Rapid City [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

5日目:4/28

いつものように早朝に目が覚めると思いきや時計を見ると7時だった。
TVを点けて天気予報を探す前に、開けたカーテンの景色にギョッとした。辺り一面雪景色。真っ白。銀世界だ。
車も勿論雪が積もっている。よく見ると3~4センチほどだが、雪は深々と降っている。
部屋が禁煙室なので外に出て一服しつつ今日はどうしたものかと考えていると、老夫婦がチェックアウトの為に出てきた。Good Morningと言うと、老婦人もGood Morningと返した後、No. Bad Morning!と空を見上げながらつぶやいた。
雪が降ろうと我々も出発しなければならない。
カジノでコーヒーをもらい、いざ出発。目的地はRapid Cityの東側Bad Lands 国立公園だ。
ところがI-90に乗るや否や一転して快晴。厚い雲は途切れ強い日差しが指し込んで来た。Bad Landsへの途中、Rapid Cityを通過する頃には完全な晴天となった。
日頃の行いが良いからだなぁなどと軽口を聞きながらI-90を南下すること約2時間。公園の入り口にあるWallという町で一旦休憩とした。
ここにはWall Drugという有名なお土産屋兼雑貨屋があり(というよりこれしかない)、大型バスで乗り付けるツアーもあるほど安いとの事だがカミサンに言わせると?だそうだ。
少し買い物をして再度車に乗りBad Landsを目指す。公園ゲートまではワイオミングから続く広大な草原地帯となんら変わらない風景だ。一体どこがBad
Landなのかと思ったくらいだ。

入園料は$10。ガイドブックには4月まで無料とあったがしっかりゲートにはレンジャーが居て徴収していた。
ゲートをくぐりしばらく進むと眼前に巨大な渓谷が現れる。その岩肌や谷底の景観たるや正にBad Land。この世のものとは思えない奇妙な風景だ。
まずはその名もプレイリードッグタウンというプレイリードッグに遭えるポイントを目指す。ここへはダートコースしか無く、昨日までの雨のおかげでズルズルとタイヤを滑らして進む。約20分ほどで広大な草原地帯に到着。ここに無数の穴が開いていて愛嬌タップリのプレイリーがそれこそ穴の数ほど見れる。
今来たダートを引き返し、後は公園内を横断するSD-240をいくつものヴュウポイントに立ち寄りながら走り抜けた。プレイリー以外には鹿にも遭遇できたが、残念ながらバイソンには遭えず仕舞。昨日、Wind Caveで逢えたのは本当にラッキーだったのかもしれない。


I-90をRapid City方面へ戻る。途中昼食の為にローカルなダイナーに寄りRapid Cityに着いたのは15時過ぎ。まだ明るいので昨日悪天候の為にちゃんと写真を撮れなかったMt.ラシュモアへ再度行って見ることにした。
約40分で到着。写真に収めるだけなので有料だった駐車場は使わず、少し外れにあるビューポイントのパーキングロットに車を置いた。西日なのと側まで寄らなかったのでややイメージとは異なるが、昨日に比べたら断然鮮明に見ることが出来た。
これで今日の目的は全て完了。後は予約してある
Rapid CityのB&Bに向うだけだ。
私がドライブ旅行で宿を予約する事はめったにないのだが、このB&Bのオーナー夫人は日本人のかたで、Drive A Go Go !の掲示板にも顔を出してくれたことがあるのだ。
という事で、以前からブラックヒルズ観光の折には是非利用させてもらおうと思っていた宿なのである。


再度Rapid Cityに向かい、ダウンタウン付近でYahoo MAPで調べた地図と見比べる。古いが綺麗で可愛らしい建物が並ぶ住宅街に入ると、ほどなくしてWEBページの写真と同じ家を見つけた。
丁度外に出ていたオーナー夫人(Kumikoさん)と逢い挨拶をする。なんとなく勝手に想像していた通りの綺麗な女性だった。
このB&Bは2階建ての一軒家ながら、オーナー住宅とゲスト用に区切られていて非常に使い易くそして気軽にくつろげるようになっている。そして何よりオーナーが語る通り、オールドハウス特有のモダンな装飾と高い天井などモーテル御用達の我々にはなんとも新鮮な空間であった。
荷を解いた後はKumikoさんに周辺を案内してもらったりして、夕食後はいろいろお話をししたのでこの旅としてはめずらしく深夜の就寝となった。


走行距離:313マイル

-地図-


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

04.Wheatland ~Deadwood [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

4日目:4/27

完全に習慣化したようだ。定時の5時に目が覚める。(またもや8時間きっちり寝る)
天気予報のチャンネルを探すまでもなく外からは雨音が聞こえる。カーテンを開けても真っ暗で何も見えないが雨の気配だけはした。
7時半に出発。小雨だが終日晴れることが無さそうな空だ。西も東も厚い雲で覆われている。
今日の予定はWind Cave 国立公園カスター州立公園Mt.ラシュモアの3点セット。特にトレイルを歩くようなところではないのだがやはり天気が心配だ。
I-25を少し北上してSouth Dakota方面の一般道に移る。このあたりから雨脚が強くなる。Luskの町からUS18に乗り換えてWind Cave NPのゲートシティHot Springsに着いたところで昼食タイム。Elk Horn というレストランのToday's スペシャルを頼んだがその量に圧倒される。いつもながらアメリカ人の胃袋には呆れさせられた
重たい胃を抱え、好転しそうにない空をうらめしそうに睨みつつ車に乗り込んだ時は正午を若干過ぎていた。この町からWind Cave NPはもう直ぐそこだ。
Wind Cave NPへの緩やかな坂道(SD-87)を登って行くと左手に草を食む黒い牛を発見。しかし、これまで見てきた牛とは何やら背格好が異なる。はて?と目を凝らすとナントそれはバッファロー(Bison)ではないか!
急いで車を道端に停め、カメラを持ってバッファローの近くに忍び寄ってみた。だけど怖い。せいぜい20mまで接近するのが精一杯だった。
それでもバッファローに逢えた。そもそも絶滅寸前だったバッファローはWind Caveに隣接するCaster 州立公園内の1500頭が米国最大の生息数と言われるくらいだから、まだ公園外であるのに逢えただけでもラッキーなのかも。
気をよくしてWind Caveの園内に入る。すると、前方の道路脇にバッファローが数頭、草を食んでいた。さっきとは異なり、車で直ぐ横に付けて窓を開ければバッファローの鼻息を感じられるほど。そ~っと近寄り窓を恐る恐る開ける。なんだァ?という顔でバッファローが頭を持ち上げてバフッ!と鼻を鳴らす。
うひょ~っ!おっかね~~~!!
とっとと写真を撮って退散しよう。その先には標識があって、バッファローは危険なので近づいてはいけないと書いてあった。早く言えよ、あぶね~な。

この後、プレイリードックにも遭遇。初めてプレイリードッグの泣き声を聞く。なるほど“ドッグ”の由来がわかった。
続いてカスター州立公園へ。こちらの方がバッファローに逢える確率は高いはずだが全然逢えず。代わりに多くの鹿が出迎えてくれた。
次はMt.ラシュモアだが、その前にもう一箇所寄ってみたいところがある。Mt.ラシュモアの巨大彫刻を真似したのか、すぐ側にホワイトホースというインディアンの巨大彫刻があるらしいのだ。まだ建設中らしいのでどの程度まで出来ているのか不安だが、まあ話の種に行ってみよう。
しかし、入園料10ドルはほとんど捨てたに等しい状態。未だ顔だけしか出来ていないのは予想通り。だが悪天候で実物は拝めずパビリオン内でインディアンに関しての展示物を見ただけで終わってしまった。
この後のMt.ラシュモアもどうなることか心配したが、雨は降ったり止んだりでうまい事Mt.ラシュモアに着いた時には晴れとまではいかなくても雨は止んでくれた。
今回の旅は雨模様ながらポイントポイントでは止んでくれたり晴れたりする。
さてMt.ラシュモアだが、最近パーキングなどの施設を新調したらしく立派な施設の中にあった。入園料ではなく駐車場代として$8を支払い入場。駐車場からは立派なモニュメントに沿って岩場までアプローチする。
TVや写真で見たのとまったく同じ、4人の元大統領(ワシントン、ジェファーソン、ルーズベルト、リンカーン)の彫刻がブラックヒルズの山間にそびえ立っていた。
ちょっと感動ものなのだが、いかんせん天気が悪く視界不良で写真も綺麗には撮れなかった(雨に濡れてまるで泣いているよう)。彫刻の周辺を廻る短いトレイルを歩きギフトショップに立ち寄り帰路に着く事にする。

ところで、事前の旅程と違うんじゃないか?と思った人は偉い!
実は3日目はDenverで宿泊する予定だったのだが、何を思ったのかDenverを素通りして先へ進んでしまっていたのだ。私自身今日までまったく異変に気づいていないマヌケぶり。
そしてMt.ラシュモアを見るのは明日(4/28)の予定であり、その為にRapid CityではB&Bを予約してあったのだ。なのに既にRapid City近くまで来てしまっている。
さあ、どうしたものかとMt.ラシュモアの駐車場でしばし考える。
地図を睨みながら出した答えは、6日目(4/29)に宿泊予定のDeadwoodに先に行ってしまえ!であった。そうと決まれば時間も遅くなるので即出発。US385を1時間ほど北上してDeadwoodに着いた時は6時になっていた。
悪天候にも関わらず町はけっこう混んでいる。それもそのはず、この町はちょっとしたカジノタウンでしかも今日が土曜日とくればさもありなん。
宿探しの為にメインストリートをゆっくり流してみる。しかし、カジノ併設の小さなホテルばかりでチェックインがめんどくさそうだ。なかなか見当を付けられず短い繁華街を2往復したところでVacancyのサインが点いているモーテルを発見。小さいながらもカジノが併設されているモーテルで42ドルなら週末を加味すれば妥当だろう。即決でチェックインすることにした。

荷を解いたあと、雨が上がった町を散策することにした。
目当てはカジノだが、この町のカジノはどこも小さい。ラスベガスダウンタウンの場末のカジノクラスが軒を連ねてるので数だけは相当なものだが。
とりあえず一番大きなSilverado(シルバラード)というカジノに入ってみる。するとカジノ内にスロットクラブカードを提示すれば食べられる小さなバフェコーナーがあり、多くの人が列をなしていた。せっかくだからと我々もカードを作り軽く摘ませてもらった。
その後スロットを軽く回すやけっこう遊べてプラス100ドルのところで次のカジノへ行って見ることにした。(カミサンはダメ)
しかしそれ以降はどこでやってもダメで結局100ドルほど落としたところで食事をして宿へ戻った。
ちなみにこの町にはケビンコスナー経営のカジノ兼レストランがあり、ちょっと覗いただけだがけっこう繁盛していた。

走行距離:282マイル

-地図-


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

03.Granby ~ Wheatland [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

3日目:4/26

規則正しく早朝5時に起床。フロに入って荷造りして日記を書く。しかしAPがないのでネット接続は相変わらずできない。
7時になったのでチェックアウトをしにいくと、またもや昨日の気さくなオバチャンのおしゃべりに付き合わされる。
最後は握手をしてハグされた。たった一晩の客なのに情に厚い人だ。
今日はロッキーMt.国立公園に寄って、その後はなるべく北へ進んでおきたい。おばちゃんに聞くとDenverまでは天候がよくないので1時間45分かかると言う。
7時過ぎに出発。初日から走り続けているUS40を今日も東に走る。オバチャンの言うように空が怪しくなってきた。晴れてはいるが雲が低いので時おり濃霧のような状態で視界ゼロになる。
さすがロッキー山脈。道路だけは除雪がされているが沿道はもとよりあたり1面雪景色。途中いくつかのスキーリゾートを通り過ぎ、ロッキーを越えてI-70に乗ったのは出発して丁度1時間。天気も低地では良好だ。気温は低いが車内は暑いくらい。
I-70はDenverへの通勤者で混雑していた。皆慣れたもので制限速度65マイルを80マイルで飛ばす。
Denverを過ぎI-25Northに乗り移る。今度は通勤者とは逆なので空いている。US36に移りロッキーMt.国立公園のゲートシティEstes Parkを目指す。このUS36は地図には書いてないが非常に景観に優れたシーニックルート。制限速度こそ25~40マイルと遅いがこれが返って景色を堪能できてGOODだ。

Estes Parkには10時半に到着した。公園内には何もサービスが無いのでここで準備しておく必要がある。とりあえず早めの昼食(遅い朝食)を取り水を購入した。
事前の情報では公園内の目玉、トレイルリッジロードは閉鎖されているとの事だが、最近の好天でもしかして?などと淡い期待を持ってとりあえずUS34を登ってみることにした。途中ビジターセンターがあったので情報を聞く。するとやっぱりトレイルリッジロードは閉鎖中との事。分かってはいたが残念至極。
仕方ない、当初の予定通り公園の東側に点在する湖群を見にいこう。ビジターセンターの先にある公園ゲートで$15のFeeを支払い公園東側に向った。


途中、野生の鹿に遭遇したり小川を散策したりと道草を食いながらベァーレイクの駐車場に到着。この間1時間ほどだが降ったり晴れたりとコロコロと天候が変化した。
ベァーレイク、ニンフレイクのトレイル(というと聞こえは良いがほとんど雪中行軍)を歩きさすがに疲れたので下山することとした。

今日の宿泊地は特に決めていない。とにかく先に進めるだけ進んでおこうと思った。Estes ParkからUS34でI-25に向う。行きに通ったUS36も素晴らしかったが、このUS34もかなり良いシーニックルート。針葉樹の森と平行して流れる川、その周りに点在する家々などはまるでスイスの田舎を走ってるような錯覚さえ感じた。
I-25の入り口にある大きな街Lovelandという変わった名の街で雪道走行や雨で汚れた車を洗うことにする。約6ドル使って洗車完了。ボディがでかいと洗車も大変だ。
この後、巨大スーパーWal Martに寄りI-25Northに乗ったのは15時を過ぎていた。さあ、どこまで行けるか。ともかく北上あるのみ。
しかし、コロラドからワイオミングに至るまでI-25の景色はまったく変わらない。行けども行けども見渡す限り草原地帯。たまに見える馬や牛が僅かな変化だろうか。
しかも町らしき町がまったく無いので休憩もできず、ただひたすらハンドルを握るだけ。クルーズコントロールが無かったら気が狂うに違いないと思った。
時間も時間なので宿泊地を決めなければならない。この辺りで大きそうな町Wheatlandに目星を付け、到着したのは18時半頃。思ったより小さな町だがもうここしか無い。
最初に寄ったBest Westernは満室。オバチャンが別の宿に電話してくれて空きがあるのを確認。そこはBinvo'sという名のモーテルで何とか泊まれたが、何でこんな変哲も無い町の宿がどこも一杯なのか・・・・
2クイーンベットで42ドル(AAA割引)はまあ良心的なほうだろうか。しかし疲れた。夕食を近くのピザ屋で食べてとっとと寝る。当然ながら今日もネット接続できず。

走行距離:340マイル

-地図-


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

02.Herber City ~ Granby [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

2日目:4/25

早朝に目が覚めた。そりゃそうだ8時に寝たんだから。(笑)
とりあえず日記を書くがAPが市内にないのでネット接続できず。World Comはダメだ。
シャワーを浴びて荷造りをしてたら6時過ぎになったのでカミサンを起こす。予定は8時出発だが早めに出発しよう。
コーヒーをもらいにフロントへ行くが未だクローズ。結局出発の7時過ぎになっても開かなかった。田舎はのんびりしている。
しかたないのでキーをドロップボックスに投函して出発だ。

天気は晴れのち曇り。しかし気温はかなり低い。摂氏だと一ケタだろう。
アメリカドライブではめずらしく暖房をつけた。US40を次の目的地ダイナソー国定公園目指して走る。アップグレードしてもらったミニバンは快調だ。
と、言いたいところだが、実は昨晩から気になることがあった。
初めて見る警告灯が点灯していたのだ。マニュアルを読むとエンジントラブルかFuel関係だと書いてある。しかし専門用語なのでよくわからない。
とりあえずこうやって走っている限りは何の異常もないのだが、やはり気持ちの良いもんじゃない。
地図で見るとダイナソーNMのゲートシティにあたるVernalという街が大きそうだ。たぶんFordのディーラーかサービス工場があるはず。空港もある街なのでHERTZもあるかもしれない。ちょっと危険だがそのまま走り続けることにした。

出発して2時間半でVernalの街に着いた。なるほどけっこう大きな街だ。目抜き通りのUS40をゆっくり流すとあったあった!予想通りFordの看板発見。
しかもサービス工場併設の大きな営業所だ。さっそく車を乗りつけ事情を説明する。(といっても、単に俺の車の警告灯を見てくれと言っただけ)
車を見てくれた工場のアンチャンは、なんとなく原因がわかったらしく工場内に車を持っていった。その間約30分。
工場から我々の車が出てきた。アンチャンは何やら原因を説明してくれた。給油の時にあふれて注いだのが原因だとか何とか言っていた。
とにかくもう大丈夫、No Problemだと言われて一安心。手間賃についてHERTZに聞いて欲しいと言うと、そんなもの要らないと言う。何かかっこいいアンチャンだった。

さあ、憂いも無くなり出発だ。
ここからダイナソーの西口までは1時間に満たない。このダイナソーNMは2つのセクションに分かれていて互いに行き来はできない。
まずは恐竜化石発掘場所のある西口からだ。公園ゲートで10ドル払う。メインの化石発掘場所はゲートから直ぐだった。
 

ここはもう何と言っていいやら。日曜夜のTOKIOの鉄腕DASHを見てる人なら少なからず興味を持つに違いない。もっとも興味の無い人ははなから来ないだろうけど。
続いて古代人の象形文字を見にダートを走る。象形文字は大した事はなかったが、ここまでのルートはかなりの景観コースだ。途中プレイリードッグや道路を横断するはぐれ牛の親子に遭遇したりと自然公園を堪能した。
これで西エリアを跡にして、一旦US40へ戻り公園東口を目指す。同じ公園ながら1時間半ほどかかる。こちらはグリーンリバーによって出来た複雑な地形が目玉。
約1マイルのトレイルを歩き日頃の運動不足を痛感したが、その代償として余りある景色を拝めた。やはり自然公園はトレイルを歩かなきゃダメだ。

結局、ダイナソーNMを出た時は3時だった。慌ただしく走ったので昼飯も採っていない。しかしこの周辺にはまともなサービスが無い。しかもこの先の町もどうも怪しい雰囲気だ。
車内でポテチなどを食いながら腹をごまかしてとりあえず先を進む事にした。
今日の予定は終了なので後は食事と寝床だけだ。地図で目星を付けたのはSteamboat Springs。ところがこの町は一級のリゾート地。街並みはまるで狭軌鉄道の町Durangoのようだ。日本で云えば旧軽井沢と軽井沢プリンス付近がくっついた感じ。
シーズンじゃないとしても宿代は想像できる。ここはパスして更に東へ進むことにした。
しかしさすがに腹が減って来たので途中見つけたバーガーキングで腹ごしらえ。その後もなんだかんだと通る町をパスしてたどり着いたのはロッキーMt国立公園の西のゲートシティになるGranbyという町。小奇麗なモーテルを見つけチェックインしたのは7時を過ぎていた。
ここの宿のオバチャンてば気さくでよくしゃべる。部屋を見るかい?と聞くや答える前に“さあ付いてきな”って感じで歩き出す。カミサンにも見せなくていいのか?などととにかくしゃべり続ける。こっちが聞こうと思っていたロッキーMtへの西側ルートについても豪雪で道が閉鎖してるよと教えてくれたほど。
もっともそのルートは事前にダメだろうと想像していたのでDenver経由で行くつもりだったのだが・・・

今日はかなり走った。さすがに疲れ果てたので例によって即寝。さあ明日はいよいよロッキー越えだ。

走行距離:483マイル

-地図-


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

01.NRT → SLC (ソルトレイク) [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

初日:4/24

会社を午後半休にして東京を13時半に出発。東関東自動車道をマスタングで約1時間半、成田空港出口にある民間駐車場には15時に着いた。
UAのTCATチェックイン撤退後は経費節減を狙って我が家も成田まで車を使うことにしている。事前にいろいろ探したが、今回も前回と同じくベルパーキングを予約した。(15日間で空港受け取り+GW料金1000円が加算されて6510円。もっと安いところを知っている方は教えて!)

成田空港は混雑していた。さすがに去年の10月とは雲泥の差。Cクラスのチェックインカウンターも行列ができていた。更に搭乗直前にセキュリティチェックがあり手荷物の検査がある。抜き打ちでボディチェックもあり私は見事にそれにひっかかった。
空の旅は快適だった。そう、飯も食わずにほとんど爆睡。途中で映画を一本見てコーヒーを頼んだだけ。SFOにはあっと云う間に着いた感じだ。
しかし、入国審査が大混雑。審査官のチェックが厳しいのか遅々として進まない。途中で米国市民側が開放されて我々はそちらへ流れてほどなく通過できたが、あっちに並んでいたら乗継便に乗れたかどうか。
バゲッジリチェックを済ませ恒例の外周路に出て一服する。でも入国審査で時間を食ったのでとっとと国内線ゲートへ向おう。10月の時はこのセキュリティゲートも大混雑だったので早めの行動をする。
しかしこっちは前回とは裏腹にまったく行列無し。自動小銃を抱えた兵士はいたが9.11以前とまったく変わらない様子だった。
Salt Lake Cityまでは約2時間。やはり到着まで爆睡。寝ぼけた頭で空港に降りるとまだ冬季オリンピックの名残りで装飾旗などが目に付いた。
荷物を受け取り外に出る。辺りを見渡しレンタカーシャトルを探すが1台も走っていない。これは・・・もしかして・・・
Rental carの標識があったので矢印の通りに進むとそこには大手レンタカー会社のカウンターがずら~っとあった。たぶんオリンピックに備えて整備したんだろう。
これはSFOと同じシステムで、たぶん駐車場はこのカウンターの裏にあるはず。勝手にそう思いHERTZカウンターの横の扉を開けると果たしてその通り。
HERTZのゴールド専用の電光掲示板もあった。自分の名前を見つけてこの旅前半の周遊でお世話になる車にいよいよご対面だ。

んがっ!ミッドサイズを予約していたのに私の名前が表示されているところに鎮座しているのは真っ白なミニバン。フロントガラス越しにバックミラーにかかっている契約書を見ると間違いなく私の名前。こりゃあいくらなんでもアップグレードし過ぎだろ>HERTZ。
車種はFORDのWindStarというベタな名前。私は見たことがない。日本未輸入かもしれないな・・・と考えながら乗り込んだ。
でもアメ車はアメ車。しかもFORD車なら作りも大体同じ。少し車内をチェックしていざ出発だ~~~~!
今日はSalt Lake Cityの南30マイルにあるPark City(オリンピックのジャンプなどが行われた場所)に行く。ここは以前来たことがあり、その時に寄ったアウトレットセンターと巨大なWal Martでの買い物をカミサンが所望だからだ。
さすがにオリンピックでフリーウエイも整備されている。前回来た時はそこらじゅう工事中でとてもまともに走れなかったものだ。
彼方に雪山を望みながらI-80EASTを走る。気温は低いが日差しは強い。この旅も終始この天候を保ってもらいたい。雨男の私は切に願うのだ。
まずWal Martに寄ってみる。ここである事に気が付いた。デジカメをパソコンに接続するケーブルを忘れた!!!
カミサンが買い物に夢中のなか、私はこのケーブルを探す。Wal Martには残念ながら売っていないかった。これだけ巨大でもさすがに無い。そこで隣のオフィス用品の店に行ってみた。ここは日本で云えばオフィスデポのような店。ところが店員に聞くと無いとのつれない答え。この先にRadio Shackという店があるのでそこならあるかもという。
丁度カミサンが買い物を終えたので事情を話すとアウトレットには行かなくても良いというのでさっそく教えられた店に行く。
が、しかし類似のケーブルはあるが私のデジカメには付かない。またまた店員がこの先の~~~~と別の店を教えてくれたがもう諦めた。
ということで、今回の日記は写真がありません。はぁ、デジカメ画像の母艦にならないパソコンなんてただ重いだけ。しょうがない帰国後写真を追加しよう。トホホ。

さて、今日の宿を探さなければならない。ここPark CityはSkiリゾートでもあるので宿には困らないと思うが日が高いのでもう少し先に進んで見ることにした。
地図を見ると、Heber Cityという街が明日予定のダイナソー国定公園への通り道にあるので行ってみる。
Heber Cityは特段変哲の無い地方都市だった。目抜き通りのUS40沿いにあったViking Lodgeという名のモーテルを見つけ値段交渉。AAA割引で45ドル。街のイメージからするともっと安いところもありそうだが、初日なので早く荷を解きたい。スモーキングルームをリクエストして手続きした。何故か灰皿を渡されたのだが、何のことは無い禁煙室なので灰皿を持っていけということらしい。面白い!
夕食は近所のスーパーで買い出して部屋のレンジで温めて食べた。食い終わると風呂に入るカミサンを横目に私はバッタリとベットに倒れてご就寝。
長い初日がやっと終わった・・・・

走行距離:89マイル

-地図-


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行
:: ロッキーMt.周遊ドライブ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。