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8.Page → St.George → Las Vegas [:: 南西部ドライブ]

8日目:4/28(水)

朝6時に起床。今日はかなりのロングランの予定なので7時には出るつもりだ。ホテルで軽い朝食を採りつつ天気が気になる。窓の外は一応日が射している。
7時半にホテルを出発。まずはUS89を進みBryce Canyonを目指す。
Pageと云う町は、年間を通して温暖で雨があまり降らない。その通りだったようで、Pageを出るとにわかに天候が悪化してきた。目的のBryce Canyonの方向も同じく黒い雲が低くたちこめている。Kanabという町まで来て車を停めて考える。
【Bryceに行くならそのままUS89を直進、Vegasへ直行なら左へ曲がりローカル道路でI-15まで出る】
迷った挙句、Vegas直行を選ぶ事にした。長旅で疲れていた事もありロングドライブを敬遠したかったのもあるが、何より、今回の旅はどうも悪い予感が当たるからだ。

そうと決まればローカル道路を行こう。St.Georgeまで行くとI-15に乗れる。Vegasまで一直線だ。
St. Georgeには昼前に到着。Zion Outletで買い物をして、近くのレッドロブスターで昼飯にした。ここのZion Outletは、Santa Feにあるプレミア・アウトレットと同系列のようだが、規模はかなり小さく日本人好みのブランドはCorchぐらいしか無い。

I-15を西へ約2時間、天気は好転したが風がすこぶる強い。横風に悩まされたが、見慣れた景色を求めてひた走る。このI-15(Vegas~St.George間)は非常に変化に富んだ景色が堪能でき、且つワイディングロード有りと楽しいドライブができるので、風さえなければ最高なのだが・・・

Las Vgeasには2時半に入る。ホテルへは直行せず、世界一巨大ナカジノを持つTexas Stationヘ寄る。4つのStation系ホテルで使えるクラブカードがあるので、さっそく作り、スロットを1時間ほど廻す。(勿論スカ)
宿泊のBally's ホテルに4時にチェクイン。LVRSで予約してたのだが、名前を告げるだけですんなりOK。部屋はStrip側のSouth Tower5階。窓からは建設中のParis ホテルのエッフェル塔が間近に見える。ベラージオの噴水ショーも半分だけだが垣間見えた。

休む間もなく部屋を出る。モノレールに乗ってMGMへ。さっそくGyaro氏お薦めのスロットを探す。座って3回目のリールがなんと777(中当たり)!いきなり$500をGETするものの、その後NYNY→Monte Calro→Bellagioと廻る間に儲けは消えた。そして締めは、我がBally'sでたっぷり搾り取られて初日はThe End。
部屋へ戻り、ネットに接続して各掲示板に近況報告を入れご就寝と云う訳です。

地図:http://www.drove.jp/swmap.htm

この後、ラスベガス4泊して5/2に無事帰国した。


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7.Monument Valley → Gren Canyon → Page [:: 南西部ドライブ]

7日目:4/27(火)

朝起きてカーテンを開けると、朝日に写し出されたビュート(残丘)のシルエットが見える。部屋から見えるMonument Valleyは、夕日で赤く染まり、朝日では黒いシルエットになるのだ。両方堪能できるのも宿泊すればこそだ。
天気予報も好天気だと言っている。今日は、久しぶりに短パン+Tシャツ姿にしよう。
バルコニーから見える景色に触発され、朝食も採らずにバレーへ行く事にした。

実はMonument Valleyは今回で2回目。前回はインディアン主催のガイドツアーに、ちょっとしたいきさつがあって参加できなかった。今回は何が何でも参加するつもりだ。
ロッジからは、一本道をビュートに向かって走る。何度見ても飽きない景色だ。
料金所で入園料を支払い、何軒もあるツアー小屋の近くに駐車した。すると、インディアンのおっちゃんが近寄って来て、バレー内ツアーの説明をしだした。いつもなら、客引きまがいの所には絶対参加したりしないが、前回の事もあり、人の良さそうなおっちゃんに免じてそこで頼む事にした。スタート時間の9:00前に小屋の前に行くとトラックに乗れと言われた。他に客がいないようなので、“我々だけか?”と聞くと“そうだ”と言う。貸し切りだ。
トラックの運転は例のおっちゃんがするらしい。名前を教えてくれたが、若者と違いアメリカ名では無いので覚えられない。おっちゃんでいいや(^_^;)

時間通り出発。ゆっくりと谷底へ降りていく。しかし、このトラックはボロい。ガタガタ、ガックンガックンする度に腰が浮く。とてもじゃないが、走りながらの撮影は無理だ。おっちゃんが走りながらいろいろ説明してくれる。若者じゃないぶん、私にも判る英語だ。
いくつものポイントを廻ったが、私が気に入ったのは、やはりジョンフォードポイント。かの映画監督が気に入ってよく使った場所だそうだ。点在するビュートやメサをもっとも美しく見れる場所だ。
約1時間半でツアーは終了。2時間のツアーだとインディアン住居(ホーガン)の見学もあるのだが、今は観光用のものだ言うので割愛した。駐車場に戻って来たのが11時頃。丁度良い時間だ。次の目的地Gren Canyonを目指そう。

Gren Canyonまでは約2時間と計算していた。11時に出れば13時に着だが、夏時間を採用していないアリゾナ州なので、12時という事になる。これだとレインボーブリッジ行きのクルーズに参加できる計画だった。
ところが、今回の旅行は何故かうまくいかない。少し気を抜いたのもいけなかった。パトカーだっ!!そうスピードオーバー。しっかり御用と相成りました。
この話は長くなるのでTravel Tipsに後日掲載しよう。

結局、Gren Canyonに着いたのは13時頃。急いでワーウィープ・マリーナにあるロッジのツアーデスクに行くが、レインボーブリッジツアーの船は既に終わっていた。う~ん、まったく今回はどうかしている・・・
しかたなく、パウエル湖遊覧クルーズにした。最初はそれなりに楽しめたものの、さすがに2時間半は長い、後半は退屈を隠せなかった。やはりGren Canyonは間近で見るより全体を見渡す方が断然美しい。
MEMO:入園料:$5、ツアー$35/人

宿泊はパウエル湖そばのPageのHolliday Innにした。またもや禁煙室だったので喫煙に変更してもらい、夕食後はとっとと寝る事にした。


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6.Durango → Mesa Verde N.P → Monument Valley [:: 南西部ドライブ]

6.4/26(月)

昨日心底疲れたのかぐっすり眠れた。朝7時に起きて、日課の天気予報を見る。
まだ雲が残るようだが、ストームは東へ抜けたようだ。カーテンを開けるとやはりカラッと晴れていた。
モーテルのオフィスへドーナツとコーヒーを取りに行く。部屋へ持ち帰り朝食を摂り、予定通り、朝9時にチェックアウトをしてDurango観光に出かけた。 Durangoの中心地へは、モーテル街からクルマで5分。とても小さいが奇麗で良い町だ。ここの目玉は何と云っても狭軌鉄道。蒸気機関車が50マイル北のSilvertonまでを往復している。これに乗る為に全米中から観光客が押し寄せるそうだ。残念だが我々は時間が無いので、SLの発車を見送るだけだ。客車から手を振られ、SLが過ぎ去るまでこちらも手を振って見送った。
この後町中を散歩し、11時にMesa Verde 国立公園へ向い出発した。

Mesa Verde(メサ・ベルデ)までは、US160を西へ走り約1時間。但し、公園入口から中心地まで、なんと30Kmもあるので、結局昼過ぎにビジターセンターに到着。遺跡見学のガイドツアーを申し込んだ後、昼食にした。
Mesa Verdeは、古代インディアンの住居跡が点在する、アメリカにはめずらしい遺跡観光地だ。さほど遺跡には興味無い私もココには少し驚いた。今でこそ道路が整備され、険しい峡谷をドライブしながら来ているが、当時のインディアンはいったいどうやってこの険しく、環境的にも厳しいここに居を構えたのか。何故、彼らはここを放棄して消えたのか・・・等々。興味は尽きない。
面白いのは、我々と同じモンゴロイドのインディアンについて、民族的には繋がりの無いアメリカ人が、一生懸命説明や案内に感心を示している事だった。
MEMO:入園料$10/台、ツアー料金$2.5/人

一通り見学を終え、14:30にMesa Verdeを出発。US160を更に西へ向かった。
次の目的地は4コーナーズ。AZ、NM、CO、UTの4州の境界線が交わるところだ。“どおって事ないよ”と聞かされていたが、果たしてその通りだった。アメリカ3大ガッカリ観光地に指定したいくらいだ。
この辺りはナバホ居留地であり、彼らの格好の観光収入源らしい。とっとと写真を撮って4コーナーズを後にした。
MEMO:入場料$1.5/人

予定では、Monument Valley(モニュメントバレー)の手前30分のMexican Hutと云う、ふざけた名前の町を宿泊地に考えていた。到着してみると、閑散としていてモーテルにも車が全然停まっていない。つまりガラガラな訳だ。そこで、Monument Valleyに唯一ある宿、グールディングス・ロッジも空いているかもしれないと考え、一気に先へ進む事にした。このグールディングス・ロッジはかなりの人気で、予約を取るのでさえ困難と言われている。当然、宿泊料もアメリカのこの手の宿にしては高めの設定だ。
宿に17:30頃到着。ダメもとで部屋が空いているか聞きに行った。なんと空いているではないか!
さすがに部屋代はまけてくれなかったが、景色代として奮発する事にした。そう、ここからのMonument Valleyの景観は最高の一言に尽きる。
後は、明日のバレー内ツアーに参加すれば、Monument Valleyについては思い残す事は無い。
MEMO:宿泊代$108+Tax

地図:http://www.drove.jp/swmap.htm


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5.Santa Fe→ Taos → Durango [:: 南西部ドライブ]

5日目:4/25(日)

朝7時前に目を覚ました。気になるのは天気だ。カーテンを開けるとさんさんと朝日が射し込んでくる。良かった、今日は好天気に恵まれそうだ。
しかし、この朝の天気から、一体誰がこの後の悲惨な状況を想像できただろうか・・・
ホテルで朝食を摂り、まだ店などは開いていないので写真を撮るには好都合だろうと、8時半にホテルをチェックアウト。目指すはサンタフェ中心地のアドビ様式の建物群だ。
ところで、サンタフェと聞いて“宮沢りえ”を想像したあなた。そんなあなたは健全です。(笑)


町の中心はプラザと呼ばれる四角い広場で、これはAlbuquerqueのオールドタウンと同じだ。そのプラザを囲むようにインディアンアートなどの土産物屋やギャラリーが軒を連ねる。勿論、建物は全て土壁で作られたアドビ様式だ。
思った通り、早い時間なので人も車も少ない。気兼ねなくアドビの建物を撮りまくった。その他にはキャニオンロードと呼ばれるギャラリーの固まる通りにも行ったが、こちらは逆に開いていないので閑散としすぎていて面白くない。再度プラザに戻り、インディアンの出店で買物をして次のTaos(タオス)へ向かう事にした。

Taosへは、US64を北上して約1時間と踏んでいたが、途中の峠で雪に見舞われた。Santa Feは快晴だったのに、なんと移り変わりの激しい天候だろう。
更に、峠を越えたキャメルロックと呼ばれるカジノに寄ってしまった為、Taos着は1時を廻っていた。Taosでの目的は、タオス・プエブロの米国最古の集合住宅を見学する為だ。しかし、カジノ以降盛り返していた天候が再度急変。直ぐ手前まで来て見学を断念。しかたなく町の中心(プラザ)でカプチーノを飲み体を温めた。
結局、あがりそうにない雨に嫌気を差し、3時半に出発。US64を北上(WEST)しだすと雨があがったのには、心底腹が立つ。途中、リオグランデ河の大峡谷に架かる橋からの眺めにびびりつつ、雄大な景色の中を一路Durango目指して走った。

今日の宿泊地Durango(デュランゴ)はコロラド州で、途中、かなり標高の高い山を越えなければならない。昨日からの天候を考えると少し嫌な予感はしていた。
Taos~Durango間は約380Km。しかも全て一般道だから道路情報も無い。空とにらめっこしながらの走行が続いた。実際の天気はと言うと、快晴から大雨と思ったら快晴ところころと変わった。
周りの景色が砂漠然とした荒野から、新緑の森林へと様変わりをして来ると、標高も高くなって来る。やはり来たっ!暗雲が四方を覆い出した。雨だと思ったが実は雪。その勢いは留まる事を知らないようで、周りの積雪が多くなるにつれ雪も吹雪きとなった。
景色は完全に雪景色。ホワイトサンズとは違い、こちらは命に関わる。しかもローカルルートな為か交通量はほとんど無い。道路に積もらぬ事だけを願いひたすら安全運転で走った。この時、初めて4駆がうらやましいとも思った。

かなりびびったもののなんとか峠は越えた。すると当たり前のように太陽が顔を出す。今日はこれの繰り返しだった。
雪道走行の遅れを取り戻そうと先を急ぐ。この先にまだ山越えがあり、暗くなるのを恐れて少々飛ばした。平坦な道で時間かせぎだ。
US64→US85と乗り継ぎ、Pagosa Springsと云う観光地に着いた瞬間だった。前方の暗雲に閃光が走った。ドーン!!轟音と共に更にピカ・ドンだ。音と云うより振動に近い。かなり近くのようだった。これは今までで最悪の危機かもしれない。Durangoを諦めてこの町で宿を捜すかと思った時、今度はガンガンッ!と雹が降って来た。フロントガラスが割れんばかりの勢いだ。車内での会話が聞こえない程の衝撃と音。辺りを見るが屋根付きの場所など無い。前方はと云うと、直ぐ先は晴れている。ここは先に進むが得策と思い、ややアクセルを開けて速度を上げた。

瞬間!目線が明後日の方を向いている。??と思うや否や、マスタングは横滑りをしていた。アクセルを戻し、ブレーキは踏まずにハンドルを逆に切る。反対車線に向かっていた車体は今度は逆方向に流れて行く・・・止まりそうにない!
路肩に雪(雹)が積もっていたので、軌道を修正して路肩に乗り上げてなんとか停止した。

停止後、今度はスタックしてしまうのが恐い。軽くアクセルを踏むが空転して進まない。雹はやや小降りになって来たものの、辺り一面はびっしり雪で覆われている。
ギアをバックに入れる。動いてくれと祈りつつアクセルを踏む。動いた。そのままゆっくり道路まで復帰して事無きを得た。
しばらくバクバク言っている心臓が収まるのを計って再出発。なんと100mも進むと、そこは快晴なのだ。助かったと云う思いとふざけんなと云う怒りでなんとも複雑な心境だった。
まぁ、良い経験として今後に活かせれば、それはそれで良かったと言うべきか・・・
その後1時間ほどでDurangoに到着。MOTEL街の中で奇麗そうなRAMADA INNにチェックインした。今、これを書きながら今日はよく無事故で過ごせたと不思議でならない。普通なら途中で計画変更すべきだった。単にラッキーだったのかもしれない。明日からは少し自重しよう。
MEMO:RAMADA INN $35+Tax

地図:http://www.drove.jp/swmap.htm


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4.Alamogordo → White Sands → Albuquerque → Santa Fe [:: 南西部ドライブ]

4日目:4/24(土)

7時起床。いつものように天気予報を探してTVチャンネルを変える。なんか雲行き怪しい感じ・・・一応、長袖シャツにチノパン姿にしておいた。
モーテルのキッチンでドーナツとコーヒーを採り、8時半に出発。White Sands 国定公園までは15分程度で到着。ここは今回の旅行の中でもかなり期待大なところ。まずは、ビジターセンターで資料をもらう。日本語もあるがあまり役にたたなかった。
園内は単純なドライブルートで途中いくつかのトレイルがあるだけの一本道なので、カミサンと運転を交代。ひさびさに景色を堪能できた。
ゲートで入園料を払い、最初のトレイルまで5分で到着。前に出発していた高校生の団体が、レンジャーの説明を受けていた。その横を通り、1.5m程の丸太に番号がふってある標識に沿って歩く。辺りは真っ白な砂だが、まだゴースなどが生息していて、砂丘と云う感じではない。
直ぐに小高い丘に出会った。白い砂がサラサラと風で落ちてくる。触ってみると、ほんとうに細かい粒で、ちょうどセメントのような感じ。更に歩くいて高台に着くと、そこには真っ白な世界と園外とのコントラストの絶妙さが在った。“すごい”くらいしか言葉は出ない。これでまだ最初のトレイルだ。この奥に行ったら一体どんな風になるのだろう。
約15分でトレイルを1周して、駐車した地点に戻った。さっきの高校生達はまだ説明を受けていた。更にこの先を進むと、辺りは一面真っ白。いや銀世界と言った方がぴったりだ。対向車にスキーでも積んであれば、間違いなくスキー場と錯覚するだろう。これ以降様々なトレイルがあるが、もう何所を見てもすごい。砂丘に上り、斜面を転がり降りたりしてたっぷり遊んだ。天気がよければバーベキューも楽しそうだ。今度来る時は準備してこようと思った。
帰りに最初のトレイルを通ると、まだ高校生達はそこにいた。まさか、一日がかりで廻るのだろうか・・・
MEMO:入園料$4/車+$3/同乗者

次の目的地はAlbuquerque(アルバカーキ)だが、どのルートで行くか悩んだ。最短距離だと一般道のUS54を使うルート。しかし、フリーウエイI-25を使う方が速いかもしれないと云う思いと、地図で見るかぎり景色が良さそうな感じがしたので、遠回りながらI-25を使う事にした。
しかし、この選択はどうもはずれだったようだ。田舎では一般道とはいえ、信号の無い巡航走行ができるフリーウエイのようなもの。やはり、最短距離で行くべきだったのか、結局Albuquerqueまで約4時間もかかってしまった。ただ、景色はやはり正解。十分堪能できるドライブコースだ。Albuquerqueでは、オールドタウンやR66のなごりを残すノブヒルなどを散策してると、恐れていた雨が降って来た。で、空を見上げると宿泊地のSanta Feの方はまだ晴れている。善は急げだ、名残惜しいがAlbuquerqueを後にする事とした。

Albuquerque~Santa Fe間は約70マイル。雨脚の速くなる中飛ばしたが、いかんせん大雨だ。1時間半近くかかって到着。丁度着いたところで結局雨が降って来た。“なんだ、雨を連れて来たようなもんか・・・”夕方6時だったが、早々とホテルにチェックインした。
前2泊がローカル地だった為、AOLのアクセスポイントが無く、更にロングディスタンスの発信番号をモデムが認識せず、ネットに接続できなかった。今日はホテルにしておいて正解だった。
週末のSanta Feは混むと聞いていたので、予め日本から予約しておいたのだ。
さあ、明日は土壁(アドビ様式)の町Santa Feとプエブロインディアンの名所を訪ねる。
MEMO:ちょうど走行距離1000マイルに達した。

地図:http://www.drove.jp/swmap.htm


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3.Lordsburg → El Paso → Juarez(MEXICO) → Alamogordo [:: 南西部ドライブ]

3日目4/23(金)

7時起床。モーテル隣接のレストランへ朝食を食べに行く。いつもの様に喫煙か禁煙かを聞かれたので迷わず喫煙席を希望。奥の部屋へ案内されると、そこは何故か警官だらけ。この辺では煙草吸うのは警官だけなのだろうか(笑)

一路、El Pasoへ。I-10を約150マイル東へ走る。快調に走行し、予定通り昼には国境付近に車を駐車し、徒歩でメキシコ入国ができそうだと思っていた。んがぁぁぁっ、やってしまいました。
フリーウエイの標識にJuarez(ファレス)の文字を見つけたので、それに従い進んで行くと、なんとそのまま国境ゲートに着いてしまった。高速道路なのでUターンはできない。メキシコではレンタカーの保険が利かないうえ、治安も悪いので,、車で入国する気はさらさら無かったのだがしょうがない。何事も経験だ、行っちゃえ。
そんな覚悟と裏腹にメキシコ入国は何のチェックも無しに入れた。そこはもう別の世界。汚いバスやタクシー、物売りや物乞い・・・やはりこの町に車を駐車して観光をする気にはなれない。直ぐアメリカへ再入国する事にした。米入国はかなりの渋滞。メキシコ側からこぞって人が押し寄せる。またしても、メキシコ出国はノーチェック。次にアメリカ入国のチェックを受ける。マスタングをゲートに着け、係りのおっちゃんにパスポートを見せる。怪訝な顔をするおっちゃん。そりゃそうだ、日本人でメキシコへ車で行く人は少ない。間違えてUターンして来た旨を説明すると、ゲラゲラと笑われた。はいはい、その通り。我々も一緒にゲラゲラと笑った。

気を取り直し、当初予定どおり、車をEl Pasoの街中に停める。ダウンタウンなので駐車料金は$1.75/時間もする。駐車場から国境までは徒歩で15分ほどかかった。国境線はリオグランデ河。この河を渡る為に橋のたもとで¢25必要。往復で¢50になる。メキシコ人はこの金惜しさに帰りはヒッチハイクで帰るらしい。(車だと一律$1.75)
さて、今度はメキシコ側で入国チェックがあった。係りに数時間の滞在と伝えるとあっさりOKだったが、バック内の検査をされた。煙草の持ち込みを規制しているようだ。
Juarezの町は同じ国境の町ティファナ(San Diego隣)より活気が無い。しばらく町を散策してアメリカ側へ戻る事にした。

El Pasoの街はアメリカと云うよりもうメキシコだ。商店や屋台などメキシコ人用のアパレル関係の店が軒を連ねる。勿論、客は買い出しにやってくるメキシコ人で、これでもかとビニル袋に詰めん込んで帰って行く。この辺りで聞こえて来る言語はスペイン語だけだが、チープな買物が好きな人にはたまらんらしい(←カミサン)

予定ではEl Paso周辺で宿を確保するつもりだったが、JuarezもEl Pasoも思ったほど見所も無いので、一気に明日予定のWhite Sandsまで行く事にした。White Sands近くの町はAlamogordo。約2時間の行程だが、途中間違えてミサイル演習場(名前がWhite Sands Missile Range)に行ってしまいUターンを余儀なくされた為、結局4時間近くかかってAlamogordoに到着。
今日は最初から最後まで間違いっぱなしの日だった。ナビのカミサンと大ケンカしたのは言うまでも無い。
宿は、またもベストウエスタン。高かったが、他を当たる気力も無くチェックインした。
MEMO:ベストウエスタン $67+Tax

地図:http://www.drove.jp/swmap.htm


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02.Tucson → Tombstone → Lordsburg(NM) [:: 南西部ドライブ]

2日目:4/22(木)

ホテルで朝食を摂り、予定より30分遅れの8:30に出発。最初の目的地はBiosphere2と云うコロンビア大学の実験施設。男女8人の研究者が、外界から一切遮断されたミニ地球の中で、2年間自給自足の生活をした実験施設である。聞いた事がある人もたぶんいるだろう。
ホテルからは約1時間で到着。ちょうど9時半スタートのガイドツアーに参加できた。が、説明は勿論英語。約15人くらいのツアーだったが、ガイドが私に向かって説明をする時などは、汗・汗・冷汗もんである。適当にうなずくが、話半分どころか更に半分ぐらいしか理解できなかった(-_-;)
それでも、隔離された地球環境を再現し、人間を含めた動植物の生態系を実験するとは、この目で実際に見ない事には実感が沸かない。この巨大施設は、現在も一部の研究が継続して行われているという。
MEMO:ガイドツアー$13.7、約2時間。

次に行ったのはPima航空博物館。ここはスミソニアンの航空宇宙博物館と並び称されるほど有名とかで、ちょっと期待していた。昨日から何度も通ったI-10を走り約40分。そこはTucson中心地からさほど遠くない好立地ながら、既に砂漠だった。その広大な砂漠を利用して、旧式から新しい機種までありとあらゆる航空機が置かれている。その展示数といい広さといい、ちょっと他に比べるものが浮かばない。もう航空機好きにはたまらない所であろう。
驚く事はまだ有る。飛行機を十分に堪能し、さあ今度はサボテンを見に行こうと、博物館を出て走りだす。すると、前方の砂漠に博物館と同じように飛行機やらヘリやらが、沢山並んでいる。
近くに寄って初めて判った。”飛行機の墓場”だっ!!
昔、映画で見て以来、いったい何所にあるのだろうと思っていた“飛行機の墓場”を意図せずに見れるとは感激だった。こちらは、博物館の何倍もあろうかと云う広さと、何十倍もの既に役目を終えた航空機の数々。片や第二の人生として展示物となった飛行機の側に、こんな朽ち果てるのを待つだけの航空機が置かれているとは・・・(Google mapでみるとこんな感じ)


さて、アリゾナ、ツーソンと来ればサボテンだ。ニョキニョキとした西部劇で見たあのサボテンを拝まずに去る訳には行くまい。あのサボテンの名前はサグアロ・カクタス。この地域でしか生息しないらしく、見れてもちょこちょこと立っているのがせいぜい。それが数え切れないほど生息しているサボテン林(?)があるのだ。“サグアロ国定公園”がそれで、Tucson中心地を挟んで西と東の2個所在る。我々が行ったのは東の方で、クルマで回れるループドライブを約1時間かけて巨大サボテンを満喫した。ほんとアメリカってすごいっ!
MEMO:入園料$4/車

最後は、今日の目玉の一つであるTombstone(トゥームストン)だ。誰もが聞いた事のあるワイアットアープ、ドクホリデイの活躍したOK牧場のある町だ。
サグアロ国定公園からI-10とAZ80を使い約1時間半。お土産屋等の看板がなければ見過ごしてしまうほど小さな町。まず目指すは、やはりOK牧場だ。町中の駐車場は全て無料なので適当なところに停める。歩いてOK牧場へ行くと、あらら・・・肝心のショーは既に終わっていた。しょうがないので中を見学、決闘の場所には、人形が置かれていて当時の様子を再現してあった。
割合小さな場所での決闘だった事は、映画“ワイアットアープ”(ケビン・コスナー主演)で知ってはいたが、やはりかなり狭い接近戦だったようだ。
その他、ワイアットアープゆかりの店などを覗いただけで、今日の宿泊地へ向かう事にした。平日と云う事もあり、あまり活気が無いので早々に引き上げて、明日に備えてなるべく先へ進もうと思ったからだ。

当初はTucsonから70マイルほど東のWillcoxを宿泊地に考えていたが、少しでも明日の目的地El Pasoに近いところと思い。更に東へ70マイルのLordsburgと云う町まで来た。
フリーペーパーに載っていたベストウエスタンモーテルにチェックイン。
実は昨日もそうだったが、今日も禁煙室しかなかった。どうも煙草飲みには年々厳しくなって来ている。ラスベガスが恋しい・・・
MEMO:ベストウエスタン(Skies Inn)$45+Tax

地図:http://www.drove.jp/swmap.htm


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01.Los Angeles → Tucson [:: 南西部ドライブ]

1日目:4/21(水)

成田を定刻通り出発し、これまたL.Aに定刻通り到着。LAX名物の長い入国審査の列に並び、タクシー乗り場に着いたのは到着後1時間ほど経っていた。
ツーソンへ行くのに何故タクシーかと言えば、乗り継ぎ時間が約4時間もある為、以前から行ってみたかったゲティ・センターへ寄ってみようと思ったからだ。但し、この時点で残り時間は約3時間である。早々とタクシーに乗り込み、行き先を告げる。案の定、運ちゃんは場所を知らなかった。日本のタクシーと違い、有名な場所でも知らない運ちゃんはけっこう多い。“地図を持って来ておいてよかった”
さて、ゲティ・センターとは、以前マリブにあったL.Aでは有名な美術館だが、去年総合美術センターとして、高級住宅街ベルエァを望む高台にオープンしたばかり。
私がトランジットの時間を利用してまで来たかった理由は、また別の機会にするとして、ここは間違い無くL.Aの新名所になるであろう。本当にすばらしいところだった。
(ちなみに私はゲイジュツを愛でるほどの知識を持ちあわせていませんが・・・)
MEMO:LAXよりTaxiで片道約20~30分、約$22。駐車場$5(要予約)。入場料無料。

LAXを14:25発の飛行機に乗り、一路、今回の旅のゲートシティ、Tucson(ツーソン)へ向かう。
着陸前に見たTucson周辺は、砂漠と土と砂だけ。そう、砂漠だけです(^^;
着陸後、まずは、これから10日間世話になるレンタカーの借出しだ。今回も各社検討した結果、一番安かったHERTZで予約はしておいた。いつもの調子で契約手続きをしていると、途中で係りが中座した。ほどなく帰って来たところ、予約したミディアムクラスは出払っているので、アップグレードしてくれると言う。いくつか車種名を言われたが、私の知っている車種はマスタングだけだったので、マイカーと同じじゃつまらんと思いつつ、カミサンが慣れているクルマもいいだろうと思い契約した。真っ白なエアロ付きのマスタングだった。

レンタカーに乗り込んだ時点で時刻は16時を過ぎていた。もう何処へ行っても店が閉まる時間だが、とりあえずダウンタウンへ向かう。空港から約15分で到着。そんなに大きくないが、高層ビルの連立するオフィス街だった。
適当なパーキングメーターに停めると、前の人が残して行った分が約1時間もある。ラッキー!と思いつつ、念のためにと¢25を一枚投入。すると、更に1時間プラスされた。なんと¢25で1時間も停められるパーキングメーターなのだ。日本にもこんなのが欲しいもんだ。

案の定、ほとんどの店が閉まり始めたので、オールドタウンと呼ばれる、メキシコ統治時代の古い街並みを残すエリアで少しぶらぶらして、次の人にメーターの時間をプレゼントしてホテルへ向かった。
ホテルは初日と云う事で、格安のホテルを日本で予約しておいた。空港近くのClarion Hotelだが、ホテルというよりモーテルに近い。その分気軽に出入りできるので、チェックイン後、近くのスーパーに買い出しに行き、たっぷり買い込んで帰って来た。カミサンは何故かアメリカの巨大スーパーマーケットが好きで、やたら買うのである。それ、一体誰が食うってんだ?

さぁ、長い初日も終わりだ。今日はこの日記を書いて、HPへ更新したらとっとと寝ます。
明日は、Tucson郊外のBiosphere(バイオスフィア)とTombstone(トゥームストン)が主な観光の予定。では、おやすみなさい。

地図:http://www.drove.jp/swmap.htm


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