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The Waveへ行けるか!? 06 [::The Wave]

11月22日(日)Wave抽選 + Buckskin Gulch(バックスキンガルチ)後半

Wire Passのトレイルヘッドを出発したのは10時。快晴!雲ひとつ無しである。
バッグパックに水と昼食用サンドイッチ等を入れ、いざ出発。まずは小石の枯川底を
歩く超イージートレイル。特に道しるべは無いが、ここ最近の晴天のおかげか、地面
はドライで足跡が無数に残っているので問題無い。
歩き始めて10分でスロットキャニオン風景が現れたが、わずか数十メートルで終わり、
また開けた枯川になった。
その後、すぐに小さな看板を見つけた。TheWaveへの分岐点で、WAVEへは山を登っ
ていくようだ。当然ながら、我々はそのまま枯川沿いを歩く。
トレイルヘッドから30分でいよいよ峡谷が現れた。幅60㎝~2mに満たないくらいで、
崖の高さは10mを優に超えている。

buckskin1.jpg buckskin3.jpg Buckskin Gulch


アンテロープとの違いは頭上の開放度合と壁面の滑らかさだ。こちらは頭上は狭い
ながらも開放されていてそれほどうねっていない。壁も同じ砂岩ながら粗目仕様だ。
写真を撮りながらゆっくり歩いていたら、赤ちゃんを背負子でおぶったパワフルママ
の4人家族に抜かれた。その後老夫婦にも抜かれたのだが、すぐに追いついてしまった。
なんと高さ3mのドロップだ。前踏破者が作ってくれたらしい木と石で作った簡易の
階段もどきは、無いよりマシって程度。
みんな器用に岩にしがみつきながら体を降ろしていくが、カミサンの場合はちょっと
大変だ。私が先に降りて下から足をどこに置くか、かけるかを指示しながら、約5分
かかってやっと降りれた。これは帰りも思いやられる。。。

buckskin5.jpg 最初の難所(約3mの段差)

そこから約10分。Wire Passからだと50分くらいで別のトレイルと合流した。
この合流地点のハーフドームには古代人の壁画があるのだが、誰かが作った偽物もある
ので間違えないようにw ここで撮影中のカメラマンに教えてもらった。
ここは大きく開けていて日差しも射すので、昼食場所に良さそうだ。帰りに寄ること
にして先を進む。

buckskin2.jpg WirePassからと本流との合流地点

実はトレイルヘッドからのこの一連のルートは水下へ向かっている。
そして20数キロ先のコロラド川に注ぐ。徐々に下って来ているので地面に湿気も出て
きた。さらに10分ほど進むとパワフルママの家族が引き返して来た。嫌な予感がする。
出た!今度は1.5mほどのドロップフォールだが、下は水たまりで足場が悪い。
濡れる覚悟なら行けなくもないが、その先がカーブしててどうなっているかが判らない
ため、必死で降りたのに結局無駄なのは避けたい。
すると、奥からやはり我々を抜いていった老夫婦が靴を脱ぎながら戻ってきた。
彼ら曰く、水深はヒザ以上ありそうなので止めたそうだ。これで諦めがついた。
我々も引き返すことにして、トレイルの合流地点で昼食にすることにした。
30分ほど経つと日向だった場所がもう影になりだした。一気に冷え込む。
重い腰を上げ、来たルートを引き返す。難所のドロップフォールもなんとか登れた。
枯川に出て日当たりがよく座り心地の良さそうな場所で再度休憩をとり、WirePassの
トレイルヘッドに着いたのは2時過ぎだった。
予定より短い距離で引き返してきたが、カミサンの状態を見るとこれが限界かな。。。
名残惜しいが、ダートロードとUS89を使いPageの宿に戻った。

buckskin4.jpg buckskin0.JPG 標高が下がると水が…


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