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04.Wheatland ~Deadwood [:: ロッキーMt.周遊ドライブ]

4日目:4/27

完全に習慣化したようだ。定時の5時に目が覚める。(またもや8時間きっちり寝る)
天気予報のチャンネルを探すまでもなく外からは雨音が聞こえる。カーテンを開けても真っ暗で何も見えないが雨の気配だけはした。
7時半に出発。小雨だが終日晴れることが無さそうな空だ。西も東も厚い雲で覆われている。
今日の予定はWind Cave 国立公園カスター州立公園Mt.ラシュモアの3点セット。特にトレイルを歩くようなところではないのだがやはり天気が心配だ。
I-25を少し北上してSouth Dakota方面の一般道に移る。このあたりから雨脚が強くなる。Luskの町からUS18に乗り換えてWind Cave NPのゲートシティHot Springsに着いたところで昼食タイム。Elk Horn というレストランのToday's スペシャルを頼んだがその量に圧倒される。いつもながらアメリカ人の胃袋には呆れさせられた
重たい胃を抱え、好転しそうにない空をうらめしそうに睨みつつ車に乗り込んだ時は正午を若干過ぎていた。この町からWind Cave NPはもう直ぐそこだ。
Wind Cave NPへの緩やかな坂道(SD-87)を登って行くと左手に草を食む黒い牛を発見。しかし、これまで見てきた牛とは何やら背格好が異なる。はて?と目を凝らすとナントそれはバッファロー(Bison)ではないか!
急いで車を道端に停め、カメラを持ってバッファローの近くに忍び寄ってみた。だけど怖い。せいぜい20mまで接近するのが精一杯だった。
それでもバッファローに逢えた。そもそも絶滅寸前だったバッファローはWind Caveに隣接するCaster 州立公園内の1500頭が米国最大の生息数と言われるくらいだから、まだ公園外であるのに逢えただけでもラッキーなのかも。
気をよくしてWind Caveの園内に入る。すると、前方の道路脇にバッファローが数頭、草を食んでいた。さっきとは異なり、車で直ぐ横に付けて窓を開ければバッファローの鼻息を感じられるほど。そ~っと近寄り窓を恐る恐る開ける。なんだァ?という顔でバッファローが頭を持ち上げてバフッ!と鼻を鳴らす。
うひょ~っ!おっかね~~~!!
とっとと写真を撮って退散しよう。その先には標識があって、バッファローは危険なので近づいてはいけないと書いてあった。早く言えよ、あぶね~な。

この後、プレイリードックにも遭遇。初めてプレイリードッグの泣き声を聞く。なるほど“ドッグ”の由来がわかった。
続いてカスター州立公園へ。こちらの方がバッファローに逢える確率は高いはずだが全然逢えず。代わりに多くの鹿が出迎えてくれた。
次はMt.ラシュモアだが、その前にもう一箇所寄ってみたいところがある。Mt.ラシュモアの巨大彫刻を真似したのか、すぐ側にホワイトホースというインディアンの巨大彫刻があるらしいのだ。まだ建設中らしいのでどの程度まで出来ているのか不安だが、まあ話の種に行ってみよう。
しかし、入園料10ドルはほとんど捨てたに等しい状態。未だ顔だけしか出来ていないのは予想通り。だが悪天候で実物は拝めずパビリオン内でインディアンに関しての展示物を見ただけで終わってしまった。
この後のMt.ラシュモアもどうなることか心配したが、雨は降ったり止んだりでうまい事Mt.ラシュモアに着いた時には晴れとまではいかなくても雨は止んでくれた。
今回の旅は雨模様ながらポイントポイントでは止んでくれたり晴れたりする。
さてMt.ラシュモアだが、最近パーキングなどの施設を新調したらしく立派な施設の中にあった。入園料ではなく駐車場代として$8を支払い入場。駐車場からは立派なモニュメントに沿って岩場までアプローチする。
TVや写真で見たのとまったく同じ、4人の元大統領(ワシントン、ジェファーソン、ルーズベルト、リンカーン)の彫刻がブラックヒルズの山間にそびえ立っていた。
ちょっと感動ものなのだが、いかんせん天気が悪く視界不良で写真も綺麗には撮れなかった(雨に濡れてまるで泣いているよう)。彫刻の周辺を廻る短いトレイルを歩きギフトショップに立ち寄り帰路に着く事にする。

ところで、事前の旅程と違うんじゃないか?と思った人は偉い!
実は3日目はDenverで宿泊する予定だったのだが、何を思ったのかDenverを素通りして先へ進んでしまっていたのだ。私自身今日までまったく異変に気づいていないマヌケぶり。
そしてMt.ラシュモアを見るのは明日(4/28)の予定であり、その為にRapid CityではB&Bを予約してあったのだ。なのに既にRapid City近くまで来てしまっている。
さあ、どうしたものかとMt.ラシュモアの駐車場でしばし考える。
地図を睨みながら出した答えは、6日目(4/29)に宿泊予定のDeadwoodに先に行ってしまえ!であった。そうと決まれば時間も遅くなるので即出発。US385を1時間ほど北上してDeadwoodに着いた時は6時になっていた。
悪天候にも関わらず町はけっこう混んでいる。それもそのはず、この町はちょっとしたカジノタウンでしかも今日が土曜日とくればさもありなん。
宿探しの為にメインストリートをゆっくり流してみる。しかし、カジノ併設の小さなホテルばかりでチェックインがめんどくさそうだ。なかなか見当を付けられず短い繁華街を2往復したところでVacancyのサインが点いているモーテルを発見。小さいながらもカジノが併設されているモーテルで42ドルなら週末を加味すれば妥当だろう。即決でチェックインすることにした。

荷を解いたあと、雨が上がった町を散策することにした。
目当てはカジノだが、この町のカジノはどこも小さい。ラスベガスダウンタウンの場末のカジノクラスが軒を連ねてるので数だけは相当なものだが。
とりあえず一番大きなSilverado(シルバラード)というカジノに入ってみる。するとカジノ内にスロットクラブカードを提示すれば食べられる小さなバフェコーナーがあり、多くの人が列をなしていた。せっかくだからと我々もカードを作り軽く摘ませてもらった。
その後スロットを軽く回すやけっこう遊べてプラス100ドルのところで次のカジノへ行って見ることにした。(カミサンはダメ)
しかしそれ以降はどこでやってもダメで結局100ドルほど落としたところで食事をして宿へ戻った。
ちなみにこの町にはケビンコスナー経営のカジノ兼レストランがあり、ちょっと覗いただけだがけっこう繁盛していた。

走行距離:282マイル

-地図-


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