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05.Miami → Tampa [:: バハマ&フロリダドライブ]

5日目:9/6

またまた早朝5時に目が覚めた。日課となった丸窓から外をチェックすると、既にマイアミ港に入ったようで、岸辺の明りがあちこちに見えた。
下船予定は8時半なので、朝食やらチェックアウトやらと忙しくなりそうだ。
部屋のドアを開けると、ドアに挟さまれていた請求書が落ちた。内容を見ると、部屋のドリンクの請求額がおかしい。忙しいのにまたまた手を煩わさせられる。
パーサーデスクへ行き、最初の説明会の時に教えられていた日本語ペラペラというアンドリューを呼ぶ。さすがガイドさんが太鼓判を押しただけはある。流暢な日本語で、“ああ間違っていますね~、直しておきますから朝食に行ってください”と言われた。
朝食を済ませ、約束通りアンドリューは請求書を訂正してくれてあり、いよいよ下船だ。
カテゴリー毎に順番に下船する。船を出ると長い通路を歩かされ、米国の入国審査が待っていた。係官はパスポートの米国入国スタンプを探して、そこにまた入国のスタンプを押した。
出国手続きの無い米国ならではの奇妙な光景だ。入国審査が終わると、事前にドア前に置いておいた荷物が、空港と同じようにバゲッジクレイムから出てくる。ピックアップしたらやはり空港と同じく税関に申告書を渡して、晴れてマイアミの地に降りる事が出来た。
ターミナルを出たのがAM9時。さっそく予約してあるHERTZのシャトルバスを探すが、AVISとALAMOは居たがHERTZが居ない。そのうち来るだろうと強い日差しの中ベンチに座って待つ事にした。
10分経ったが来る気配が無い。心配になり、ALAMOのドライバーが外に居たので聞いてみると、そのうち来るよ、10分くらいだよと言う。
ところが、10分どころかその後30分経っても来ない。この間にALAMOは3回も来ている。
再度誰かに聞こうと思っていると、隣で同じく待っていた上品な婦人が、HERTZカードを片手に電話しだした。内容は聞こえなかったが、たぶんシャトルバスが来ない件を聞いているのだろう。
電話を切った婦人は何事も無かったようにまた座りだした。こちらへシャトルが向っていると言われたのだろうと想像して、我々もまた待つ事にした。
更に15分ほど経った時、婦人が動き出した。なんと仲間だと思っていたその婦人は、あろうことか今来たリムジンに乗ってしまった。
HERTZのシャトルではなくリムジンを待っていたのだ。じゃぁあのHERTZのカードはなんだったのだ!?
さて困った。港の係員にでも聞いてみようと私が歩き出すと、ALAMOのさっきのドライバーが声を掛けて来た。
“どこのレンタカーだっけ?”-HERTZだ!-“HERTZはここには入って来ないぞ、ALAMO,AVIS,BUDGETの3社だけだ”
-マジっすか!-“マジだ、さっき確認した”-じゃあ私はどうすれば?-“空港まで行くしかない”-空港?街中には無いのか?-“無い!空港へ行け!”
なんてこった!!HERTZは予約時にPort Of Miamiで受けておきながら実際にはここで営業していなかったのか。
タクシーを拾おうと思ったが、時間を無駄にした上に更に出費は痛い。丁度停まっていたエアポートシャトル(タクシーより安い)を捕まえて空港まで行く事にした。
エアラインはどこだ?とドライバーに聞かれ、HERTZレンタカーに行きたいと言うと、ちょっと怪訝な顔をしながら本来は出来ないリクエストに応えてくれた。
みなけっこう親切だ。アメリカ人も捨てたモンじゃない。
結局、HERTZの営業所で事情を話すと、9月からマイアミ港では営業を止めたそうだ。予約が8月だったので日本でも知らなかったのだろうとの事。文句を言っても始まらない、どうせ自分の責任じゃないと言うだけだ。
あとでクレームレターで処理するとして、今はとにかく車を借りる事のほうが先決だ。幸い予約自体は生きていたので、再度希望車種等を告げる事無く手続きは直ぐ終わった。
やっと出発だ。車はFORDトーラス。いつものコラムシフトのヤツだった。
時間を大幅にロスした為、エバーグレイス国立公園へ行くのを止めて、一気に半島の西側を北上する事にした。
まずI-75で西側へ横断。湿原地帯を真っ直ぐに伸びるシーニックルートでもある。快適コースだが有料道路なのが玉にキズ。フロリダは有料道路ばかりだ。
途中、Ft.マイヤース付近で一般道へ降りて海岸線を走ってみる。ボカグランデという案内標識を見つけ、聞き覚えのある名前なので良いところだろうと標識を追いかけていくと完全に道に迷ってしまった。
走っていてどうも違和感を感じていた。北上していれば午後の影は右側に落ちる。ところが影が左側に出るから違和感があったのだ。なんたるドジ!目的地と反対方向に向っていた。
景色もよくなり期待感が高まっていたのだが、Uターンするしかない。最近はナビをカミサンにまかせにして自分では地図を見ない癖がついていた。あーマイッタ!!
マイアミで時間を浪費してここでまた無駄にしてしまった為、海岸沿いの一般道を諦め、再度I-75でスピードアップを図るべく北上しだした。
さて、今夜の宿だが、事前に入手した我が家の必需品であるクーポンブックを睨み、$40~50台の宿を探す。当初はタンパを宿泊地に考えていたが、翌日の観光を考えるとどうも隣町のSt.ピーターズバーグの方が良さそうだ。宿代の相場はやや高めになるが、宿の密集するトレジャーアイランドならこのクーポンブックにも沢山載っているので選択肢も広がる。

タンパ付近になった時には既に6時近かった。St.ピーターズバーグへの分岐で有料の橋を渡る。7マイルブリッジ並の長くて景色の良い橋だ。
橋を越えると直ぐ目的地のトレジャーアイランドだった。この島は細長い半島状になっていて、丁度マイアミビーチのような感じだ。
目抜き通りのGULF Dr.の両脇には、リゾートホテルに混じってクーポンブックに載っているモーテルクラスも軒を連ねる。
なかなか値段と外観のマッチする宿にめぐり合わず、結局半島のかなり先端側のベストウエスタン($59)に決めた。
部屋を確保したら、腹ごしらえだ。車で少し流して見つけたビーチレストランで夕食。その後暗くなったビーチを散歩して宿に戻った。
今日は最初からつまずきっ放しの1日だった。グッタリして床につく。明日からはオーランド、無事に何事もなく過ごせますように・・・


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